市長室から(平成29年度)

広報ID 3379

更新日:2019年03月15日

オール宍粟でまちづくりを(3月)

平成30年3月1日

 2月は大変厳しい寒さが続きましたが、皆さんお元気でお過ごしのことと思います。

 2月の前半は、マイナス10度以下を記録する日が続き、マイナス15度を記録したところもありました。先人に聞きますと「このような寒さは経験したことがない」と言われる程でありました。

 水道管が凍結して水が出ない状況や、破裂による漏水なども市内各地で起こり、不便な思いをされた方も多かったことと思います。そのような冬の寒さも和らぎ、ようやく川の岸辺では猫柳や梅の花もほころび始め、春の足音を感じるころとなりました。

 さて、連日国中が沸いたピョンチャンオリンピックでは、日本人選手の活躍により私たちに勇気と感動を与えてくれました。

 金、銀、銅メダルに輝いた選手はもちろんのこと、全ての選手のあの頑張りから、熱い思いが伝わってきたのは私だけではないと思います。特に選手のインタビューを聞いていますと、どの選手からも「みんなと共に戦えた喜び」や「皆さんに感謝します」との発言が多く、私は目標に向かって共に進むことの大切さを改めて学びました。感動を与えてくれた選手の皆さんに、心から感謝を申し上げたいと思います。また、これからパラリンピックが始まります。皆さん引き続き頑張っておられる選手たちを大いに応援しましょう。

 今、3月議会に平成30年度予算等を提案させていただきました。皆さんからいただいた沢山のご意見やご提言を参考に、宍粟の未来につながる施策に取り組みたいと考えています。そのためには、私は、これからの宍粟市には、市民の皆さんと市が更に一体となり「オール宍粟」の体制でまちづくりを行うことが、一番大切だと感じています。

 今後とも市の発展のためご協力をよろしくお願いいたします。

 まだまだ寒い日が続きますが、お体を大切に、共に頑張りましょう。

宍粟市長 福元 晶三

対話を通してまちづくりを(2月)

平成30年2月1日

 毎日寒い日が続きますが、お元気でお過ごしのことと思います。

 先月は、寒波の襲来により寒さも殊のほか厳しく、積雪も多く見られ、除雪作業など大変な状況であったと思います。

 さて、私は常日頃から、市民の皆さんと対話を通して将来のまちに向けた土台づくりをしようと心がけており、可能な限り皆さんの意見や思いをお聞きする場を設け、市政に反映したいと考えています。

 先日、あるご高齢の方との会話の中で「宍粟市は『森林から創まる地域創生』として農業、林業、さらに市民生活の向上を掲げられている。宍粟には豊かな森があり、その森から豊かな肥料と成り得る落ち葉が沢山あります。それを有効活用し農業に活かせないものか。しかもその作業を高齢者が行うことで、健康づくりや、生きがいづくりに繋がり、その上で少し報酬があれば尚良いのでは」とご提案いただきました。

 今回の提案の様に、皆さんが将来へのまちづくりに対し深く考えていただいている事を大変有り難く思うとともに感銘を受けております。

 まちづくりの原点は、やはり市民の皆さんと共に知恵を出し合い、ひとつずつ丁寧に進めていくことであり、それが将来へとつながるのだと改めて思った次第です。

 私は、皆さんからの提言等に対し、“できません”ではなく、何とか“できないか”の視点で物事を整理しなければならないと考えています。これからも、みなさんの考えをお聞かせいただき、一緒になって素晴らしい宍粟を創り上げ、次代へと引き継いでいきたいと考えますので、よろしくお願いします。

 今、市内でもインフルエンザが流行っており、各学校では学級閉鎖も相次いでいます。手洗いやうがいによる予防に心掛けていただき、元気に冬を乗り切りましょう。

宍粟市長 福元 晶三

宍粟の未来を拓くために(1月)

平成30年1月1日

 明けましておめでとうございます。

 市民の皆さまには、清々しく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年を振り返りますと、4月に執行された市長・市議会議員選挙において、多くの皆さまから信託を受け、引き続き市長という重責を担わせていただくことになりました。寄せられた期待にお応えできるよう、全身全霊で市政運営に取り組むことを肝に銘じ、2期目のスタートをさせていただきました。

 私は、人口減少対策を最重要課題として地域創生に臨むにあたり、豊かな森林を最大現に活かす「森林から創まる地域創生」をテーマに掲げ、「子育て支援」「若者の定住」「仕事をつくる」をキーワードに、人口減少対策に取り組んでおります。

 本年は、その取り組みを更に進化させなければなりません。なかでも、若い世代の転出超過は大きな課題であり「子育て世代包括支援センターの設置」や「森林の家づくり応援事業」、そして空き家バンクの充実などを通じ、子育て環境の向上と住宅取得支援を行い、若者の定住・移住に繋げていきたいと考えています。また、交流人口の拡大を図るため「播磨国風土記」の記述をもとに“日本酒発祥の地”として、昨今の発酵ブームを追い風に日本酒をはじめ、先人から受け継いだ伝統を活かし“発酵のまちづくり”に取り組んでまいります。

 このように本市の最大の強みである森林を活かし「食・健康・自然・歴史」を融合させ、市民と行政が一体となってまちづくりを進めることにより、より暮らしやすい宍粟市をめざします。

 今を生きる私たちが未来へしっかりと道筋を付けることにより、宍粟市の未来は拓くとの強い思いをもって、更に邁進してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 皆さまにとりまして、本年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新春のごあいさつといたします。

宍粟市長 福元 晶三

皆さんの声を市政に繋げます!(12月)

平成29年12月1日

 早くも12月を迎え、今年も残り1ヶ月となりました。皆さんにとりまして、今年は、どの様な一年だったでしょうか?

 市内の各地域では、この秋、宍粟の自然を生かした「もみじ祭」や地域のつながりを生かした「ふるさと祭」、更には「軽トラ市」などが盛大に行われ、市内外の方に宍粟の魅力に触れていただき、大変嬉しく思っています。

 さて、10月からタウンミーティングを開催しておりますが、今年は、従来の地域別のミーティングに加えて、子育て世代の方と若者を対象としたミーティングを開催させていただいております。子育て世代のミーティングの中では「親子で気軽に遊べる場や、子どもの急な発熱に対応できる医療の充実」、更に、「燃えるゴミ収集を週2回の実施にして欲しい」など、生活実態に応じた率直な意見をたくさんお伺いしました。現在、人口減少対策として、安心して妊娠、出産、子育てができる環境づくりを進めており、相談・支援体制の充実や中学生までの医療費を無料化などに取り組んでおります。今回、皆さんから生の声を聞くことにより、併せて、子どもを見守る地域のつながりが、子育て環境にとって重要ということも再認識いたしました。

 タウンミーティングの中でいただいた貴重な意見や提言、また課題をしっかりと受け止め、今年一年の取り組みを見つめなおし、来年に繋げて行きたいと考えております。

 地域が元気であれば、市民は安心して暮らせることができます。宍粟の強みを活かし、一歩ずつ着実に前に進めていくことが大事であると思っております。

 いよいよ年の瀬も押し迫り、何かと慌しい時期を迎えます。健康には充分ご留意いただき、少し早いですが良いお年をお迎えください。

宍粟市長 福元 晶三

宍粟の自然を誇りに(11月)

平成29年11月1日

 去る10月22日から23日にかけて大型台風21号が襲来し、市内の各地に被害を及ぼしました。今回の台風は、雨量もさることながら強風が吹き、家屋の屋根や倉庫、ガレージなどに多くの被害が出ています。被害に遭われました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 10月に大型の台風がくることは珍しく、一体、地球の気候はどうなっているのだろうとさえ思いますが、今日、いつ、どこで何が起きても不思議ではないことを改めて実感しました。市としましては、更なる防災・減災対策に取り組み、安心・安全のまちづくりを進めてまいりますので、皆さんのご協力をよろしくお願いします。

 さて、今日から11月です。山々の紅葉も深まってまいりました。3日からは「しそう秋物語」と題して各地で「もみじ祭り」が順次開催されます。広い宍粟市では約1ヶ月間に亘り紅葉を楽しむことができます。ぜひ、お出かけいただき、秋色に染まる宍粟の大自然を感じ取ってもらえればと思います。

 また、一宮ふるさと祭りをはじめ、上野商店街での波賀軽トラ市などイベントも盛り沢山ですので、ふるってご参加いただき秋をお楽しみください。

 私は宍粟の豊かな自然に触れるとき、いつも思うことがあります。自然の一部である自分はどんな時でも人を思い、やさしさと感謝の気持ちを忘れずに、誰にでも接していきたいと。そんなことを思わせてくれる宍粟の自然や人の情けは本当に素晴らしいと思います。

 いよいよ冬が近づいてきました。日毎に寒くなってまいりますが、どうかお元気でお過ごしください。

宍粟市長 福元 晶三

早めの情報提供を(10月)

平成29年10月1日

 稲刈りも終えた地域、今最中の地域等々様々でありますが、本格的な実りの秋を迎えました。毎日お元気でお過ごしのことと思います。

 さて、去る9月17日に台風18号が上陸しました。幸いにして宍粟市には大きな被害もなく安堵したところであります。当日はできるだけ明るいうちに避難していただく方がいいと判断し、市内全避難所を開設する中で「避難準備、高齢者等避難開始」情報を発令しました。市内45ヵ所の避難所に最大33世帯59人の市民の方々が避難をされました。私は可能な限り、空振りを恐れず早い目の避難等を促すことが、人的な被害を少なくするものと思っています。ぜひ、市民の皆さま今後ともご協力をよろしくお願いします。

 さて、いよいよ10月です。これから各地で秋祭り等が数多く開催されます。地域の伝統文化を守り伝承することは、とても重要だと思っています。それぞれの地域で大いに盛り上げてください。

 私は今日こんな事を思っています。独り言として聞いてください。

 悔いのない一生はなかなかないと思っています。人生は一瞬一瞬の今の積み重ねだと思っております。

 どんな状況でも諦めず、志をなくさず、今を大事に生きる。しかしそうは思っていてもつい流されがちでありますが、そのたびに反省し、謙虚に生きることこそ大切なのではと、そんなことを思う日々であります。

 どうか市民の皆さま、とても過ごしやすい、又行動しやすい季節となっています。お体に十分気を付けていただき、益々元気でお過ごしください。

宍粟市長 福元 晶三

高齢者福祉月間を迎えて(9月)

平成29年9月1日

 残暑厳しい折ですが、元気でお過ごしのことと思います。

 今年の夏は、全国的に天候不順な日が多く、各地で集中豪雨による被害も報じられており、宍粟市においても台風シーズンを迎えるなか、災害への備えに万全を期すよう気を引き締めているところです。

 さて、先月は市民の皆さんのご協力のもと、ギネスに挑戦をしていただき、見事1,029人の腕組みによる乾杯が成功し、ギネス世界一の認定を受けました。また、波賀町音水湖では、初めて関西学生カヌー選手権大会が開催され、多くの選手、関係者から好評をいただき、全国に音水湖カヌー競技場の素晴らしさを発信できました。更には、一宮北中学校の女子ソフトボール部や山崎東中学校の男女のバレーボール部がそろって全国大会に出場を果たすなど、嬉しいニュースに沸き、盛り上がった夏となりました。それぞれの立場でご協力いただいた皆さんに改めて感謝を申し上げます。

 いよいよ9月に入りました。9月は高齢者福祉月間であります。現在、市内には100歳以上の方が30人おられ、その内、8人の方が今年100歳を迎えられています。これから各地で敬老会が開催されますが、お世話いただく皆さまよろしくお願いします。宍粟市では長寿を喜べる社会、誰もが安心して暮らせるまちを目ざしてまいりますので今後ともご理解とご協力をお願いします。

 少し秋の気配も漂ってまいりましたが、まだまだ暑い日は続きます。どうかお体に気を付けていただき、元気でお過ごしください。

宍粟市長 福元 晶三

皆さんとともに世界一をめざして(8月)

平成29年8月1日

 毎日暑い日が続きますが、お元気でお過ごしのことと思います。

 去る7月6日、九州北部で豪雨災害が発生し、多くの方々が亡くなられ、今もなお行方が分からない方もおられます。さらには多くの家屋等も失われ甚大な被害が出ています。被災をされた皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。一日も早く復興復旧が進み、平穏な日々が過ごされるよう願うものです。

 さて、いよいよ8月に入り夏本番を迎え、子どもたちは夏休みを元気いっぱい楽しんでいることと思います。どうか地域の皆さん、こどもたちが野外で安全で安心して遊べるよう、よろしくお願いします。また、夏は各地域で夏祭りや伝統行事などたくさん行われます。皆さんお揃いで参加し、ふるさと宍粟の夏を大いに楽しんでください。

 さらには実行委員会や商工会青年部等の皆さんによる恒例の宍粟4大夏祭りも順次開かれています。そのうちのひとつ、8月13日午後2時より、市役所東側のせせらぎ公園等において「山崎納涼夏祭り」が予定されています。今回で30回目を迎えることを記念し、また、日本酒発祥の地「宍粟」を世界の「SHISO」としてPRするためギネスに挑戦されます。これは、市民の皆さん1,300人に参加いただき、みんなで腕組みをして甘酒で乾杯し「世界一」を目ざそうとするものであります。

 青年部の若い皆さんが市民の皆さんと共にこの宍粟を世界に発信しようと熱い思いで頑張っておられます。

 どうか皆さん、こぞって参加していただき共に世界一を目指しましょう。

 これから益々暑さが厳しくなりますが、水分補給をしながら元気でお過ごしください。

宍粟市長 福元 晶三

市政に対するご意見を(7月)

平成29年7月1日

 今年は、例年にない“空梅雨”となり、宍粟市におきましても6月7日の梅雨入り以降、ほとんど雨が降らない日が続き、農作物などへの影響を心配していたところですが、先月の末頃からようやく梅雨らしい天候となってきました。

 蒸し暑くなってまいりましたが、皆さんお元気でお過ごしのことと思います。

 さて、市長・市議会議員選挙後、初めてとなる定例議会を5月23日から6月20日にかけて開催いたしました。

 議長、副議長をはじめとする新たな議会構成も決まり、将来のまちづくりに向けて熱心に議論を展開することができました。

 もっと暮らしやすい宍粟市を、さらに元気なまちづくりを進めるためには、二元代表制のもと、市長と議会がそれぞれの立場で役割を果たすとともに市民の皆様の期待に応えていかなければなりません。また、それが最大の使命であると考えています。

 市民の皆様には、これからも市政に対しどんどんご意見をお寄せいただきたいと思います。そのことが地域の活力を生み出すことにも繋がってまいりますので、どうかよろしくお願いします。

 これから梅雨が明けますと、厳しい夏がやってきます。子どもたちにとって楽しい夏でありますが、どうぞ皆様暑さ対策には万全を期していただき、元気で夏を乗り切りましょう。

宍粟市長 福元 晶三

宍粟市の将来に向かって(6月)

平成29年6月1日

 毎日、真夏のような日が続いていますが、お元気でお過ごしのことと思います。

 さて、先の宍粟市長選挙におきまして「スピード感あふれ躍動する宍粟市」さらにもっと暮らしやすい宍粟市を目ざした市政の実現を訴えさせていただき、多くの市民の皆様からご支援をいただきました。

 今、改めてその責任の重大さを痛感しております。同時に、市民の皆様と共に汗して知恵を出し合うなかで、市の将来に向ってその土台作りに一生懸命頑張ってまいりますので、今後ともご協力をよろしくお願いします。

 今日、人口減少が大きな課題となるなか、最もいま急がなくてはならない取り組みである「子育て環境の充実」「定住対策」「仕事をつくる」を中心にその課題に逃げることなく真正面から挑まなくてはならないと思っています。

 人口減だからこそ支え合う絆が強固になり、少子化だからこそ関わりの濃い子育て環境を創り出せます。宍粟らしいアイデアを出し合って情熱をもってすれば必ず解決できるのではと思っています。

 いよいよ地域創生も本格的に始動します。今こそ大きなチャンスと捉え、さらに施策を推進してまいりますので、どうぞ市民の皆様の「力」をお貸いただきますようお願いします。

 まもなく梅雨時を迎えます。出水期となりますので安全・安心の点検を今一度行っていただくとともに、お体に十分お気を付けいただき、元気で共に頑張りましょう。

宍粟市長 福元 晶三

新年度をむかえて(4月)

平成29年4月1日

 4月に入り、桜の便りも届きはじめ、本格的な春の訪れが感じられる頃となりました。皆さん、お元気でお過ごしのことと思います。

 今日から新年度が始まりました。新しい環境での生活をスタートさせた方も多いことでしょう。学校、園、所では新学期が間もなく始まり、企業などでは新たな組織や体制が整えられるなど、始まりの季節に胸が高鳴るのを感じます。

 宍粟市におきましても、喫緊の課題である人口減対策として、若者の定住促進、子育て環境の充実、雇用の確保、産業の振興、生涯現役で活躍できる環境づくりに全力で邁進し、地域の元気・活力を加速化させ、着実に未来へと繋がるよう「森林から創まる地域創生」を更に推進しなくてはならないと気持ちを新たにしているところです。

 そして、宍粟市の未来に向けて、上に挙げたような取り組みを進めるため、平成29年度予算は「子育て環境の整備」「産業・雇用を生む仕組みづくり」「生活圏の拠点づくり」の3つに重点を置いた予算を編成しました。

 市民の皆様と将来への夢と希望を共有し、もっと暮らしやすい宍粟を目ざしてまいりますのでよろしくお願いします。

 今日、4月1日は「宍粟の日」です。私たちの「ふるさと宍粟」に想いを寄せ、愛着や誇りを再認識する、そんな日にしていただければと思います。

 まだまだ朝夕は寒さも残っていますが、どうかお体には十分気を付けていただきお元気でお過ごしください。
 

宍粟市長 福元 晶三

この記事に関するお問い合わせ先

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