看護部長からのご挨拶

更新日:2024年04月09日

「患者さんの為にLet’s イノベーション!」

当看護部のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

兵庫県中西部に位置する自然豊かな宍粟市において、当院は唯一入院できる基幹病院として、地域のみなさまの疾病回復や健康、そして命を守る使命を担っています。

現在、市内において超少子高齢化が加速しています。私達看護部は、患者さん一人ひとりと向き合い、安心して頂ける入院環境を提供し、退院される時には住み慣れた場所に安心して戻って頂けるよう、地域の医療・看護、そして介護、福祉と連携を図り、患者さんやご家族を医療と暮らしの両面から支援していくことを目標に取り組んでいます。

また、播磨北西部の地域で唯一出産できる病院として里帰りも含め、すべての妊産褥婦や小児、その家族の想いを尊重し、個々のニーズに対応できる質の高い周産期看護や小児看護にも力を入れています。

新型コロナウイルス感染症については、第5類に引き下げとなっても感染力は変わらないことを意識し、安全で安心していただける看護を提供しています。

高齢社会では、「人生をよりよく生きる」ために、患者さんが今までどのような人生を歩んで来られ、何を大切にし、今後どう過ごしたいかを日頃から考えることが大切と言われています。常に患者さんにとって何が最善かを問いながら、地域のみなさまに気軽に相談していただけるように努め、「患者さんの心身、生活、人生に寄り添った看護」を目指してまいります。

看護部一丸、チーム宍粟一丸となって頑張りますので、みなさまのご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。

 令和6年4月1日
 看護部長 小林 エリ子

令和6年度 看護部理念・基本方針・目標

理念

「患者さんの心身、生活、人生に寄り添った看護の提供」

基本方針

1.人間の尊厳と人権を尊重した安全・安心な看護を提供します
2.地域における当院の役割を理解し、継続看護の充実を図ります
3.理念を達成できる人財育成に努めます
4.健康で働き続けられる環境を整備します
5.健全な病院経営に貢献します

目標

1.質の高い看護の提供

1.看護専門職としての能力を発揮し、患者家族が安心できる良質な看護
2.倫理観を高め、ACPの推進・身体的拘束最小化の取り組み強化
3.ベッドサイドケアを充実させ、入院早期からのリハビリ・栄養管理によるADL改善
4.入院前、入院早期からの退院支援の強化

2.時代のニーズに応じた人財育成

1.看護管理者の管理実践能力の向上
2.積極的な院内WEB研修、院外研修会参加による自己研鑽
3.JNAラダーを基盤とした当院独自の「キャリア手帳」の活用促進
4.専門・認定・特定行為看護師の資格取得支援と取得後の活動

3.健康で働き続けられる魅力のある職場作り

1.多様な働き方
・仕事と休養バランス推進のための勤務、時間内研修会の定着
・タスクシフト、タスクシェアリングの促進
・出産、育児、介護、病気等を抱える仲間のサポート
2.自分も仲間も大切にした風通しの良い職場風土
・アサーティブなコミュニケーションの活性化
・心理的安全性の高い組織作り
3.新病院に向けた看護部組織体制検討
・OP室-救急外来 産科病棟-外来の、一元化に向けた検討
4.創意工夫による時間外労働の削減
・セル看護提供方式導入による業務効率化
・始業前業務完全廃止のためのタイムスケジュールの検討
・夜勤者時間外削減のための夜間入院支援の検討

4.組織の活性化と病院経営への参画

1.コストの最大化を考えた病床管理と入退院支援
2.4階病棟の稼働病床数適正化
3.病院BCPに沿った、災害対策の標準化
4.公立病院経営強化プラン実行