令和5年度
当院の入院診療の請求は「DPC制度」を導入しています。
「DPC制度」とは、入院患者さんの病気とその症状を基に、国で定めた1日あたりの定額の点数から、入院医療費を計算する制度です。
このDPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し情報公開を行っています。
また、指標の公開は、数値やデータの解析結果から、当院の特徴や急性期医療の現状を理解していただくことを目的としています。
今後も、当院におけるDPCデータの質と分析力等の向上を図りたいと考えています。
本年度の指標
令和5年度 公立宍粟総合 病院情報の公表
病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード(テキストファイル:37B)
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 311 | 37 | 71 | 127 | 115 | 121 | 248 | 458 | 550 | 294 |
宍粟市内唯一の基幹病院として幅広い年齢層の患者さんにご利用頂いております。
特に60歳以上の患者さんの占める割合が66%を超え、比較的に症状が重症化しやすい高齢者の入退院が多くなる傾向にあります。
特に60歳以上の患者さんの占める割合が66%を超え、比較的に症状が重症化しやすい高齢者の入退院が多くなる傾向にあります。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード(テキストファイル:3.4KB)
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 100 | 22.79 | 17.38 | 0.12 | 87.64 | |
180010x0xxx0xx | 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし | 69 | 21.72 | 20.03 | 0.04 | 82.46 | |
110290xx99x0xx | 急性腎不全 手術なし 手術・処置等2なし | 45 | 18.38 | 14.36 | 0.11 | 77.31 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 40 | 16.68 | 13.52 | 0.10 | 80.90 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 35 | 9.57 | 8.75 | 0.00 | 80.03 |
当院の内科では心不全の患者さんの割合が最も多くなっております。他には敗血症の患者さんも多く入院されています。
全体的に高齢者の患者さんの割合が高くなっています。
全体的に高齢者の患者さんの割合が高くなっています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 18 | 7.78 | 8.95 | 0.00 | 75.94 | |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 15 | 5.80 | 5.29 | 0.00 | 36.20 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 12 | 5.83 | 5.98 | 0.00 | 67.00 | |
161070xxxxx00x | 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし | 12 | 7.83 | 3.62 | 0.00 | 65.75 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 副傷病なし | 10 | 15.20 | 15.12 | 0.00 | 82.00 |
当院の外科は鼠径ヘルニアの手術目的入院が最も多くなっています。
その他には、胆石・胆のう炎、虫垂炎等、消化器疾患の占める割合が多い傾向です。
その他には、胆石・胆のう炎、虫垂炎等、消化器疾患の占める割合が多い傾向です。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 22 | 47.55 | 25.50 | 0.00 | 84.95 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 18 | 29.00 | 21.96 | 0.00 | 77.22 | |
160850xx01xxxx | 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 | - | - | 18.32 | - | - | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし | - | - | 4.76 | - | - | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | - | - | 19.34 | - | - |
当院の整形外科は、特に高齢者が発症しやすい変形性膝関節症・大腿骨頚部骨折・腰椎圧迫骨折の患者さんの割合が上位を占める傾向にあります
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 77 | 5.38 | 5.96 | 0.00 | 1.39 | |
140010x199x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし | 39 | 4.87 | 6.07 | 0.03 | 0.00 | |
140010x197x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術あり 手術・処置等2なし | 32 | 8.16 | 8.19 | 0.00 | 0.00 | |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし | 18 | 5.50 | 5.86 | 0.00 | 1.94 | |
0400801199x00x | 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 16 | 4.69 | 5.62 | 0.00 | 3.75 |
子供さんが発症しやすい気管支炎・インフルエンザ・肺炎等の入院が多くなっています。
その他には、自然分娩、帝王切開で出生した新生児の管理、治療入院が多くなっています。
その他には、自然分娩、帝王切開で出生した新生児の管理、治療入院が多くなっています。
産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120180xx01xxxx | 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 | 30 | 12.17 | 9.34 | 0.00 | 30.77 | |
120060xx02xxxx | 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 | 27 | 9.70 | 5.93 | 0.00 | 47.78 | |
12002xxx99x40x | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし | 24 | 2.00 | 4.18 | 0.00 | 65.00 | |
120170x199xxxx | 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし | 23 | 28.61 | 20.10 | 0.00 | 31.13 | |
120090xx97xxxx | 生殖器脱出症 手術あり | 16 | 12.44 | 7.89 | 0.00 | 74.69 |
産褥期の管理、分娩時の介助等産科領域の治療目的入院の割合が多くなっています。
婦人科領域の入院は、子宮の良性・悪性腫瘍の治療目的入院が大部分を占めます。
婦人科領域の入院は、子宮の良性・悪性腫瘍の治療目的入院が大部分を占めます。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 | 27 | 6.93 | 7.75 | 0.00 | 73.85 | |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし | 19 | 6.42 | 6.85 | 0.00 | 77.79 | |
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり | - | - | 2.44 | - | - | |
11012xxx02xx0x | 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病なし | - | - | 5.22 | - | - | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | - | - | 13.52 | - | - |
前立腺肥大症に対する手術目的の入院が最も多くなっています。
代謝性の腎疾患を除く感染症を含めた腎・副腎および尿路系の疾患の診断、治療と男性生殖器系の疾患の診断・治療のすべてを行います。
代謝性の腎疾患を除く感染症を含めた腎・副腎および尿路系の疾患の診断、治療と男性生殖器系の疾患の診断・治療のすべてを行います。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード(テキストファイル:115B)
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 13 | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
大腸癌 | - | 12 | 16 | - | - | - | 1 | 8 |
乳癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
患者数としては、大腸癌が最も多くなっています。次いで、胃癌と肝癌が続きます。
全体的に初発の患者さんが多くなっています。
全体的に初発の患者さんが多くなっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード(テキストファイル:91B)
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 17 | 8.82 | 56.00 |
中等症 | 104 | 16.04 | 82.50 |
重症 | 25 | 24.12 | 86.88 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
・市中肺炎
病院外で日常生活をしていた人に発症した肺炎のことです。院内での発症は含みません。
・重症度
肺炎の重症度分類(A-DROP)により、年齢性別や血液中の酸素濃度、脱水症状の有無、意識障害の有無等で軽症~超重症までの4段階に分類されます。
当院では中等症が最も多く、次いで軽症・重症の患者さんが多くなっています。
重症度が上がるほど、平均年齢が上がり、在院日数も長くなる傾向にあります。
病院外で日常生活をしていた人に発症した肺炎のことです。院内での発症は含みません。
・重症度
肺炎の重症度分類(A-DROP)により、年齢性別や血液中の酸素濃度、脱水症状の有無、意識障害の有無等で軽症~超重症までの4段階に分類されます。
当院では中等症が最も多く、次いで軽症・重症の患者さんが多くなっています。
重症度が上がるほど、平均年齢が上がり、在院日数も長くなる傾向にあります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード(テキストファイル:33B)
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - |
当院は脳梗塞発症から3日以内の患者が多くなっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード(テキストファイル:2.1KB)
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 30 | 4.10 | 6.23 | 0.10 | 73.47 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 28 | 0.68 | 24.04 | 0.18 | 77.07 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 20 | 1.60 | 11.80 | 0.00 | 81.45 | |
K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 | 19 | 2.68 | 3.47 | 0.05 | 69.53 | |
K6872 | 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) | 18 | 3.89 | 13.56 | 0.00 | 86.28 |
当院の内科手術は消化器疾患に対する、内視鏡手術が大部分を占めています。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 29 | 1.48 | 4.55 | 0.00 | 67.90 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 16 | 6.69 | 17.38 | 0.06 | 80.50 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 15 | 1.53 | 3.27 | 0.00 | 36.20 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | - | - | - | - | - | |
K655-22 | 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) | - | - | - | - | - |
当院の外科では消化器手術が中心となっています。胆嚢炎・結腸癌・虫垂炎の順に手術件数が多くなっていますが、患者さんの負担軽減のため、腹腔鏡手術を第一選択としています。これにより高齢の患者さんにも以前より楽に手術を受けていただけるようになりました。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0821 | 人工関節置換術(膝) | 20 | 1.00 | 26.45 | 0.00 | 76.75 | |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 15 | 2.67 | 43.87 | 0.00 | 86.67 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) | - | - | - | - | - | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | - | - | - | - | - | |
K0632 | 関節脱臼観血的整復術(足) | - | - | - | - | - |
変形性膝関節症に対する関節置換術の件数が最も多くなっています。
高齢者に多い大腿骨頚部骨折に対する手術の割合が高くなっています。
高齢者に多い大腿骨頚部骨折に対する手術の割合が高くなっています。
小児科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9131 | 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) | 46 | 0.00 | 9.13 | 0.02 | 0.00 | |
小児科入院での手術は自然分娩や帝王切開で産まれた新生児に対する新生児仮死蘇生術のみとなっています。
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 33 | 6.30 | 9.73 | 0.00 | 31.64 | |
K877-2 | 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 | 27 | 1.00 | 9.22 | 0.00 | 49.93 | |
K861 | 子宮内膜掻爬術 | 18 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 52.11 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) | 18 | 0.94 | 6.89 | 0.00 | 46.83 | |
K865-2 | 腹腔鏡下仙骨腟固定術 | 16 | 1.00 | 10.44 | 0.00 | 74.69 |
産科領域の帝王切開術等の手術の件数が多くなっています。
婦人科領域の手術では腹腔鏡下腟式子宮全摘術が多くなっています。
婦人科領域の手術では腹腔鏡下腟式子宮全摘術が多くなっています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 26 | 1.00 | 4.38 | 0.00 | 78.46 | |
K841-21 | 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ホルミウムレーザー等使用) | 26 | 1.23 | 5.04 | 0.00 | 73.62 | |
K7812 | 経尿道的尿路結石除去術(その他) | - | - | - | 0.00 | - | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | - | - | - | 0.00 | - | |
K797 | 膀胱内凝血除去術 | - | - | - | 0.00 | - |
泌尿器科の手術は前立腺肥大症に対するホルミウムレーザーを用いた内視鏡手術(HoLEP)と膀胱悪性腫瘍手術が大部分を占めています
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード(テキストファイル:292B)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 10 | 0.53 |
異なる | 49 | 2.61 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
・播種性血管内凝固症候群
さまざまな重症の基礎疾患のために過剰な血液凝固反応活性化が生ずるため生体内の抗血栓性の制御能が十分でなくなり、全身の細小血管内で微小血栓が多発して臓器不全、出血傾向のみられる予後不良の病気です。
・敗血症
肺炎や腎盂腎炎など生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群です。
当院では他疾患の合併症としての敗血症が多い。
・真菌症
真菌によって引き起こされる疾患の総称。主にカンジダ菌により皮膚に起こるものと、カンジダ菌・放線菌などにより内臓に起こるものとがある。免疫の低下しているときに日和見(ひよりみ)感染として発病することが多い。
・手術、処置等の合併症
手術や処置などに一定割合で発生してしまう病態です。術後出血や創部感染などが挙げられます。
合併症の治療目的入院が多い。
当院では透析患者さんの「シャント部分」の合併症がメインであった。
さまざまな重症の基礎疾患のために過剰な血液凝固反応活性化が生ずるため生体内の抗血栓性の制御能が十分でなくなり、全身の細小血管内で微小血栓が多発して臓器不全、出血傾向のみられる予後不良の病気です。
・敗血症
肺炎や腎盂腎炎など生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群です。
当院では他疾患の合併症としての敗血症が多い。
・真菌症
真菌によって引き起こされる疾患の総称。主にカンジダ菌により皮膚に起こるものと、カンジダ菌・放線菌などにより内臓に起こるものとがある。免疫の低下しているときに日和見(ひよりみ)感染として発病することが多い。
・手術、処置等の合併症
手術や処置などに一定割合で発生してしまう病態です。術後出血や創部感染などが挙げられます。
合併症の治療目的入院が多い。
当院では透析患者さんの「シャント部分」の合併症がメインであった。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード(テキストファイル:13B)
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
337 | 321 | 95.25 |
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード(テキストファイル:13B)
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
603 | 568 | 94.20 |
当院では原因菌の検出確率の向上とコンタミネーションの有無を判断するため、原則として2セット以上採取することしています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード(テキストファイル:13B)
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
266 | 213 | 80.08 |
当院では感染制御チームを組織し、広域スペクトラム抗菌薬使用について届出制を採用しています。
耐性菌の抑制、適切な抗菌薬選択の為、広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施に努めています。
耐性菌の抑制、適切な抗菌薬選択の為、広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施に努めています。
更新履歴
- 令和6年9月27日
- 令和5年度病院指標公表
- この記事に関するお問い合わせ先
-
宍粟総合病院 医事企画課
〒671-2576
宍粟市山崎町鹿沢93番地
電話番号:0790-62-2410
ファックス番号:0790-62-0676
リスクレベルに応じて、間欠的空気圧迫法、弾性ストッキング、抗凝固薬を用いて適切な予防対策を実施しています。