書籍等買取専門店「POTE-YA」 山田さんご夫妻

山田さんご夫妻は令和2年に大阪市から移住されました。現在は、みなさんが大切に読まれた本などを買い取り、次の持ち主へお届けする仕事をされています。そんな山田さんご夫妻にお話をうかがいました。

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Q 宍粟市に移住された経緯を教えてください。

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コロナ禍により仕事に影響が出始めたのと同時に、妻の母がくも膜下出血になってしまい一緒に住むことになりました。マンションでは狭かったので広い家を探している途中、一宮町東河内にある空き家の「田の字型の間取り」が決め手となり移住を決めました。

Q 移住されるにあたって苦労された点は?

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宍粟市の空き家バンクに良い物件があり、1日に7件見させてもらいました。順番に山崎町の方から一宮町、波賀町と行き来するのに距離があったため少し大変でしたが苦労だとは思いませんでした。また、移住した地域は寒いので薪ストーブを購入することにしましたが、補助金などもあり助かりました。

Q 古民家の改修はご自身で?

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親戚に大工さんがいたので1階のリフォームはすべて依頼しました。2階については大工さんに依頼せず、床や壁などを自分で好きなようにちょっとずつ改修しています。

Q 古民家の改修で苦労された点はありますか?

ポテヤ5

自分が買い取った本などを大量に置くため床の補強をしてもらったり、義母が車いすを利用するためドア幅の調整や床の凹凸をなくすなどの改修を依頼しました。あと、寒さ対策として二重サッシや廊下を区切ったりなどしました。

Q ご近所づきあいやコミュニティは?

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隣保が12軒あり、行事の役割分担や連絡ごとなどを毎月1回公民館で集まり話をしています。あと、毎年1回コミュニティ広場の草引きや河川掃除、お宮の掃除などに参加したり、近所の人が集まるふれあい喫茶に母親と行ったりしています。また、社協さんの「介護者の集い」に参加しており、介護者の憩いの場となっています。

ポテヤ9

日曜日には、染河内森の幼稚園で開催される「日曜マルシェ」に参加し、バザーに出品したりと地元に溶け込んでいます。

Q 移住してよかったことは?

ポテヤ7

やっぱり自然を感じれること、四季に触れられることです。都会にいると冬と夏だけという感じで、10月まで熱帯夜が続いて急に寒くなるんです。ちょっとずつ季節が変わっていくのを感じられることや、夜の星空、春の訪れを教えてくれる「ふきのとう」を見つけたりなど、こっちに来て初めて体験することがたくさんありました。あと、母が元気になってくれたことです。歩けなかった母が歩けるようになったのはすごいことです。ストレスのない生活がそうさせたのではないでしょうか。

Q これから移住を検討されている方にアドバイスはありますか?

ポテヤ8

何かの本で読んだんですが、兵庫県民は日本一外からの人を受け入れる県民性みたいなんです。移住してみてそれが本当だと分かりました。移住するなら兵庫県がおすすめですね。あと、人と繋がるのを楽しみながらゆっくり打ち解けていくスタンスで移住されたらいいかなと思います。あんまりガツガツいくと相手も構えてしまうので、焦らず時間をかけた方が最適です。

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