心がけて 適正受診、適正服薬

広報ID 13931

更新日:2021年11月12日

緊急性がないのに夜間や休日に受診したり、同じ症状で複数の医療機関を受診したり、また同じ効果の薬を多数処方された場合、余分な医療費がかかるだけでなく、本当に必要な人の受診を妨げたり、ポリファーマシーといって薬が管理できず誤服用などで体の不調、深刻な副作用がおこる可能性があります。適正受診、適正処方に協力ください。
また、子どもが夜間や休日にケガや病気になったときはまず次の相談先に連絡ししましょう。

小児救急医療電話相談

かかりつけ医、かかりつけ薬局を

かかりつけ医、かかりつけ薬局をもちましょう。
かかりつけ医とは自身や家族の病歴や健康状態、現在の症状を把握して健康管理全般のアドバイスをされるお医者さんのことです。かかりつけ薬局とは医療機関等で処方された処方箋をここで調剤してもらうと決めている薬局のことです。
気になる症状があればまずかかりつけ医を受診し、必要な場合はかかりつけ医から専門医を紹介してもらいましょう。またかかりつけ薬局を持つと薬の内容やジェネリック医薬品のこと等薬の相談がしやすくなります。

お薬手帳は1冊に

お薬手帳には薬の重複をさける、副作用の回避、飲み合わせの確認、副作用やアレルギー歴の確認、不要な医薬品の処方を受けずに済む等、たくさんの利点があります。しかし、1人で医療機関ごとに持つなど、複数のお薬手帳を持つと薬の履歴の管理が難しくなり、お薬手帳の利点を生かせず不要な医薬品の処方が発生し、医療費の負担が増えることになります。

お薬手帳は必ず1人1冊にまとめましょう。

こころがけて セルフメディケーション

「セルフメディケーション」とは「自分の健康に責任をもって、軽い体の不調であれば自分で手当てすること」です。軽い体調不良時には薬剤師に相談して、「OTC医薬品」(処方箋なしで購入できる市販薬)を使ったり、無理せず体を休めて体調を整えるなどして対処しましょう。

気をつけて 重複多剤

一般的に年を重ねるにつれ複数の病気にかかりやすくなる傾向があります。病気が増え、受診する医療機関が増えると処方される医薬品も増えます。同じ効能の薬が複数処方され、それを服用したり、また薬の管理が出来ずに誤服用することで体の不調や深刻な副作用を招く恐れがあります。薬の服用については自己判断せずに必ずかかりつけ医、かかりつけ薬局に相談しましょう。

市は条件に該当する人の薬の服用についてお知らせをお届けしています。適正受診、適正処方について考えてみましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 市民課
〒671-2593
宍粟市山崎町中広瀬133番地6
電話番号:0790-63-3100
ファックス番号:0790-62-2987

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