市長室から(令和6年度)

広報ID 18359

更新日:2025年04月01日

自主自立のまちづくりに向けて(3月1日)

今週に入り、急に春めいてまいりましたが、今年の冬は例年にない大寒波の影響で、先月は全国各地で大雪となり、宍粟市の北部におきましても、連日のように降雪が見られました。こうした中、自助、共助のもと、除雪作業等にご尽力いただきましたこと心から感謝を申し上げます。

さて、先月22日に「令和6年宍粟市スポーツ協会スポーツ功労賞授賞式」が開催され、17名の皆さまが受賞されました。それぞれ全国大会や近畿大会に出場を果たされ、市民の皆さまに夢や希望を与えていただくとともに、宍粟市のスポーツの振興と発展にも大きく寄与いただきました。改めて、敬意と感謝を申し上げます。今後の更なるご活躍を期待しております。

また、24日には千種町において、新たなまちづくり組織「ちくさええとこ協議会」の設立総会が開催されました。千種町では、かねてより、こどもから高齢者まで多様な人たちの意見交換の場として、「ちくさええとこ未来会議」を実施されており、今後、ちくさええとこ協議会を中心に、地域の思いの具現化、さらには、地域課題の解決など、自主自立のまちづくりに大きく前進されるものと思っております。千種町連合自治会をはじめ千種まちづくり推進委員会、そして関係者の皆さま、設立に至るまで本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

3月は卒業シーズンです。2月末には、市内3校の高等学校で卒業式が行われました。これから、小中学校、幼稚園、保育所、こども園等におきましても卒業、卒園式が行われます。新しい道に踏み出すこどもたちの飛躍を心から願っています。

年度末を迎え、何かとご多用とは思います。さらに、寒さも続きますが、どうかご自愛いただき元気にお過ごしください。

前途洋洋たる未来に向けて(2月1日)

令和7年が始まり、早や1か月が過ぎました。

今年は年明けから比較的穏やかな日も多くある一方、急に気温が下がる日もあるなど、寒暖の差が激しくなっておりますが、皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

さて、先月の12日に山崎文化会館において「しそう二十歳の祝典」を開催いたしました。今年も実行委員会の皆さまを中心に企画運営していただき、293名の出席者を迎えた素晴らしい祝典となり、私も二十歳(はたち)の門出を祝し「ふるさと宍粟」を代表して心からエールを送らさせていただきました。

今回、二十歳を迎えられた皆さまは、コロナ禍にあって様々な制限のもと、学生時代を送られてきたことと思いますが、この経験は必ずや今後に生かされることでしょう。皆さまが前途洋洋たる未来に向けて、大きく飛躍されることを期待しております。

宍粟市は、若い人が夢や希望の持てるまちづくりを進め、誰もが「住み続けたい、住んでよかった」と思っていただけるまちづくりをめざしてまいりますので、市民の皆さまのお力添えをお願いいたします。

また、その翌日の13日には、千種町において「板馬見山大とんど」が開催されました。地域の保存会の皆さまが中心となって、地域の安全と無病息災、さらには宍粟市全体の安全・安心を願い、毎年、開催をされております。市内各地でも、それぞれ「とんど」が行われており、こうした風景を次代へと繋いでいくことが大切であると改めて思いました。お世話いただく関係者の皆さま、今後ともよろしくお願いいたします。

間もなく立春を迎え、暦の上では春となりますが、本当に寒い日はこれからが本番です。お身体には十分にお気を付けいただき、元気にお過ごしください。

市制20周年を迎えて(1月1日)

明けましておめでとうございます。

市民の皆さまには、清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は、縮小や中止となっていた地域コミュニティ活動が次々と再開され、市民の皆さまに笑顔が増えたように感じました。また、山崎インターチェンジ歩行者通路のリニューアルや波賀森林鉄道の復活プロジェクトなど明るい話題の多い一年であったと思います。

さて、宍粟市は本年で市制施行20周年を迎えます。これまで築いてきた歴史や文化、人の営みといった“風景”を次の世代へ引き継ぎ、30年、40年後に向かう飛躍の年にしたいと考えています。

そのためには、若者の定住に向けた「教育・子育て環境の充実」に取り組むことが重要であります。教育環境においては、学校体育館の空調設備について、中学校から順次整備することとしており、併せてタブレットの一斉更新など教育ICT環境の充実を図ります。

子育て環境においては、妊婦健康診査費助成や産後ケア事業などの拡充による切れ目のない子育て支援体制の構築を図るとともに、さらなる木育の推進に取り組んでまいります。

また、高齢化も進むなか、誰もが安心して暮らせる環境を整えるためには「地域医療の確保」は欠かすことができません。現在、進めております新病院の整備につきましては、本年夏には建設工事に着手し、令和10年3月の開院をめざしております。

宍粟市が誕生して20年。こうして大きな節目を迎えることができましたのも、市民の皆さまの多大なるご支援とご協力の賜物であると心から感謝を申し上げます。これからも皆さまとともに、宍粟の新しい風景を創造し「日本一の風景街道」をめざしてまいりたいと思いますので、変わらぬお力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

皆さまにとりまして、本年が幸多き素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新春のごあいさつといたします。

福知渓谷の復興に想うこと(12月1日)

今年は夏が長く、暑い日も続いたため、例年より秋が短いように思いました。

師走を迎え、何かと気ぜわしく感じますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

さて、秋も深まった先月中旬から下旬にかけて、各地で数々のイベントが開催され宍粟市が大いに賑わいました。お世話いただいた関係の皆さまに心より感謝を申し上げます。

そのうちの一つ「福知渓谷もみじまつり」では、タイムカプセルの掘り起こしが行われ、私も参加させていただきました。この地域は、平成21年の豪雨災害により大きな被害を受けられ、その後、地域の皆さまの懸命なご努力により、復興に一応の目途がたった5年後に記念モニュメントを設立されました。その記念式典で「10年後の自分」あるいは「10年後の地域」への思いを込めたタイムカプセルが埋められ、私もその時メッセージを入れさせていただいておりました。

今回、そのタイムカプセルが掘り起こされ、私も含め地域の皆さまお一人おひとりが、その当時の状況などを思い起こしながら「命とくらしを地域全体で守ること」「災害を忘れることなく次代につなぐことの大切さ」など災害から学んだことを改めて確認されていました。

今日の災害状況を見ますと、いつ、どこで何が起きても不思議ではありません。

福知自治会の皆さまのこの想いを市全体へ広げながら、市民の皆さまと共に安全で安心なまちづくりを更に推進しなくてはならないと、今年一年を締めくくる意味においても、気持ちを新たにしたところです。

福知自治会の皆さま、ありがとうございました。

いよいよ年末年始を迎えます。寒さもより厳しくなりますが、お体に気を付けていただき、元気にお過ごしください。

波賀森林鉄道復活に向け(11月1日)

朝夕の肌寒さに秋の深まりを感じるころとなりました。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

お知らせをしておきます。姫路市と鳥取市を結ぶ国道29号を舞台とした映画「ルート29」が11月8日より全国で公開されます。この映画は、主人公が、国道29号を姫路から鳥取まで車で旅する物語で、主人公を綾瀬はるかさんが演じられています。宍粟市内では音水湖をはじめ各地で撮影が行われました。近辺では、姫路の映画館において上映されますので、機会があれば、鑑賞してみてはいかがでしょうか。

さて、住民グループ「波賀元気づくりネットワーク協議会」が取り組まれる森林鉄道復活プロジェクトで、総延長678メートルのレール敷設が完成し、10月26日に、フォレストステーション波賀で盛大に完成式典が行われました。協議会の皆さまの情熱と、夢の実現に向けた並々ならぬ努力に心から敬意を表しますとともに、新たな宍粟の景色を創造していただきましたことに感謝を申し上げます。

誰もが楽しめる施設として、さらに整備が進められるということですので、皆さまも、ぜひ、一度足をお運びいただければと思います。

いよいよ紅葉のシーズンを迎えました。紅葉前線の南下にあわせ「原不動滝・小滝公園もみじ祭り」を皮切りに「福知渓谷もみじ祭り」、「最上山もみじ祭り」が順次開催されます。各地にお出かけいただき、宍粟の秋の魅力を満喫しながら、元気にお過ごしください。

能登豪雨に想う(10月1日)

9月は殊のほか暑さ厳しい日が続きましたが、ここに来てようやく朝夕は過ごしやすくなってきました。皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

先月発生した石川県能登半島を中心とした豪雨災害では、多くの方が亡くなられ、いまだに連絡が取れず安否のわからない方もおられる状況です。被災された地域の皆様にとりましては、今年1月1日の能登半島地震からの復旧に向け、進みはじめた矢先にもかかわらず、この様な大変な状況となり、ご心痛は察するに余りあります。改めて、心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く元の生活に戻られることを祈るばかりであります。

宍粟市においては、幸いにして現在のところ大きな被害もなく、平穏な日々が過ぎ、秋の収穫も順調に進んでおり大変有難く思っています。
しかし、今日、いつ、どこで何が起きても不思議ではありません。万一に備え、市としましても万全を期してまいりますので、皆さまも日頃からの備えを改めてご確認いただくようお願いいたします。

さて、10月は各地で秋祭りが開催されます。コロナ禍で、なかなか実施できない状況が続きましたが、昨年から徐々に復活し、地域の大切な伝統行事として引き継がれています。伝統文化を次代につなぐ意味におきましても、皆さまの参画により、大いに盛り上げていただければと思いますので、よろしくお願いします。

最後にお知らせですが、来たる10月9日水曜日午後7時から、読売テレビのバラエティー番組「笑ってコラえて!」の「ダーツの旅」で宍粟市が放映されます。先日、所ジョージさん本人が宍粟に来られ取材をしていただきました。ぜひ、ご覧ください。

季節の変わり目を迎えます。十分にご自愛いただき、訪れくる秋を楽しみながら、元気にお過ごしください。

いつまでもお元気で(9月1日)

台風10号による影響を大変危惧していましたが、宍粟市においては、大きな影響もなく、安心したところであります。この間、市民の皆さまには、台風に備えて色々とご苦労されたかと思います。ただ、全国的には各地で大きな被害も出ている状況下であり、被災された地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
これから本格的な台風シーズンに備えて、市も万全の態勢で警戒に努めてまいりますので、市民の皆さまにおかれても、日頃からの備えを改めてお願いします。

さて、9月は高齢者福祉月間です。
市内では75歳以上の方は8月30日時点で7,047おられます。100歳以上の方は、本年度中になられる方も含め56人です。そのうち、本年度100歳になられる方は16人いらっしゃいます。
また、市内の最高齢者は、106歳の方であります。
皆さまのご長寿を心からお祝い申し上げますとともに、宍粟市を永年にわたり支えていただいておりますこと、心から感謝を申し上げます。
今年も地域によっては、敬老祝賀会等を開催されるところもあると思いますが、お世話をいただく皆さま、準備など大変とは存じますが、どうかよろしくお願いいたします。

宍粟市では、子どもから高齢者の方まで誰もが住み慣れた地域で安心して暮らしていただけるまちをめざしてまいりますので、今後とも皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

まだまだ残暑も厳しく、さらには季節の変わり目を迎えますので、健康には十分ご留意いただき、元気にお過ごしください。

心の豊かさを求めて(8月1日)

毎日、大変暑い日が続いておりますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
子どもたちは夏休みの真っ只中であり、楽しい思い出をたくさんつくってほしいと思います。
また、それぞれの地域や自治会におかれましては、夏の行事を予定されているところもあると思います。ここに住む私たちが地域の文化や行事の素晴らしさを再認識するとともに、帰省された方や子どもたちも、宍粟の風景に触れ“ふるさと宍粟”への親しみや誇りを感じていただける機会となれば、宍粟市をいつまでも大切に思っていただけるのではと考えています。

先日、波賀町のある方とのお話しですが、「かつて、自分の子どもとよく川遊びをしました。今年は遠方から帰ってくる孫と、ぜひ、いっしょに川遊びをしたいものです。この夏は必ずやりますよ」と目を輝かせて言われていました。
この話を聞いて私は大変嬉しく、ぜひ、実現してほしいと思いました。
宍粟市はきれいな川に限らず、すばらしい自然がたくさんあります。これこそが私たちの自慢であり誇りであります。
今日の急激な社会の変化は、私たちが人として生きていく上で、大切な事を忘れがちにさせ、肉体的、精神的、社会的にいろんなストレスを抱える要因にもなっています。
私は、人はそれぞれに心の豊かさを求めて常に成長しているのではないかと考えております。時代がどのように変わろうとも、人を思いやる心を養い、育てることのできる心豊かなまちをめざしてまいりますので、皆さまのご協力をよろしくお願いします。

これからも厳しい暑さが続きます。お盆が近づき何かとご多用とは存じますが、熱中症対策に十分留意され、元気にお過ごしください。

市歌を皆さまとともに(7月1日)

近畿地方も平年より約2週間遅い6月21日に梅雨入りし、いよいよ蒸し暑くうっとうしい季節を迎えましたが、皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

今年の梅雨は、短期集中型の大雨も警戒されております。気象庁では、先月より線状降水帯による大雨が予測される場合には、都道府県単位にしぼり込んだ発表で運用を開始しています。市民の皆さまには、気象庁から呼びかけがあった場合は、大雨に対する一段高めた心構えと行動をとっていただきますようお願いします。

さて、宍粟市は合併して今年で20年を迎えます。市のシンボルとして、市の花は“ささゆり”、市の木は“ブナ”を制定しておりますが“市歌”、いわゆる市の歌については制定をしておりません。

このたび、20年を迎えるにあたり、豊かな自然と歴史や文化に恵まれた“ふるさと宍粟”に今まで以上のふるさと愛や親しみ、そして誇りをもっていただけるよう“市歌”を制作することといたしました。

市歌については、市歌制定委員会をはじめ、市民の皆さまとともにつくりたいと考えており、今、歌詞に入れたい「フレーズ」を募集しています。

これまでの宍粟市の20年をふり返り、次の20年に向け、宍粟市の特色ある歴史、文化、人の営み、自然を次の世代につないでいきたいと思いますので、皆さまの宍粟に対するたくさんの想いを届けてください。

皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

これから暑さもますます厳しくなってまいりますので、お体には気を付けていただき、元気にお過ごしください。

新病院建設に向けて(6月1日)

山々の新緑も日毎に濃くなり、田植えを終えた水田の緑と相まって「日本一の風景街道」と呼ぶに相応しい美しい景観が広がり、私たちに安らぎを与えてくれています。

今日から6月となり、間もなく梅雨のシーズンを迎えます。気象庁では先月27日より線状降水帯について、地方単位から府県単位に絞り込んで呼びかけを行う運用を開始しました。市民の皆さまには、気象庁からの呼びかけがあった場合は、大雨に対する心構えを一段高めて行動をとっていただきますようお願いします。

さて、今月は新病院建設に向けた現在の状況についてお知らせしたいと思います。今、全国的な建築資材や労務費の高騰などは、宍粟市の新病院建設計画にも影響を及ぼしています。当初の基本設計時に見越しておりました建築単価では着工が難しい状況で、現在、設計業者、そして、少し難しいですがECI方式という手法で決定した施工予定者の提案も取り入れ、医療機能に直接影響を与えない範囲で可能な限りのコスト縮減に向けて見直しを行っているところです。

7月下旬から8月上旬にかけて、建設費のコスト縮減に関する見直しの概要について、説明会を開催したいと考えております。市民の皆さま、私たちには無くてはならない病院です。地域医療の核となる総合病院を守り、育てていただくうえでも、説明会には、ぜひ、積極的に参加いただき、新病院に対する理解を深めていただきたいと思います。

今年の春より、全国的な取り組みとして持続可能な医療提供体制の確保のために長時間労働の抑制など医師の働き方改革が始まりました。宍粟総合病院では、院長はじめ病院職員全員が計画的かつ効率的な業務遂行に取り組む中で、献身的に医療の提供をしていただいており、今後においても、市民の安全や安心を確保する医療体制を維持していける見込みであります。医療スタッフのご努力に報いるためにも、市民の皆さま全員で総合病院、そして新病院を応援していただければと切に願うところであります。

これから暑さも増し、湿度も高くなってまいります。どうかお身体にご自愛いただき元気でお過ごしください。

誇れるまち宍粟を次の時代に(5月1日)

見渡す景色も春から初夏に変わりつつあり、大変過ごしやすい季節を迎えました。皆さま、お元気でお過ごしのことと思います。

新年度が始まり、はや1カ月が経ちました。新たな生活、様々な挑戦を始められた方も多いと思いますが、慣れない環境の中に飛び込むことには、不安や緊張がつきものです。私もその経験をした一人として、自分らしく自らの信じた道を進んでいってほしいと思います。人は失敗して学ぶことも多く、いろんな経験を重ねながら、自分の意志を力にして自己形成を図っていくものと言われています。一瞬の喜びではなく、一生の喜びを求めて挑戦してほしいと願っています。

さて、私たちのふるさと「宍粟市」も誕生して今年で20年を迎えます。宍粟市は琵琶湖とほぼ同じ大きさで、その約9割を豊かな森林が占め、悠久の歴史の中で森と共に歩んでまいりました。また、約1300年前に編纂された「播磨国風土記」には「宍禾郡(しさわのこおり)」と記されており、古くから肉もあれば穀物もある、いわば豊穣の地として永い歴史を紡いできた土地でもあります。

市の名称は、合併時のアンケートなどで、市民の皆さまから旧宍粟郡の「宍粟」にしてほしいとのご意見が多数寄せられたことから「宍粟市」となりました。

私は宍粟に対する先人の想いを大切にしながら、脈々と受け継がれてきた歴史、文化、人の営み、自然などを風景と捉え、さらには新たな風景を創り出すことにより、市民の皆さまが誇れるまち「宍粟」を、次の時代に繋げていきたいと考えています。それが私の役割であることを肝に命じ、今後もまちづくりに取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

大型連休に入りました。レジャーや農作業など、それぞれにお忙しいことと思いますが、ご自愛いただき元気にお過ごしください。

令和6年度のスタートにあたり(4月1日)

いよいよ宍粟にも本格的な春がやってきました。日ごとに暖かくなり、そこはかとなく春の香りが漂い、深呼吸をすると体全体で春が感じられ、心も体も少し軽くなる気がいたします。

今日から4月、新年度が始まりました。まもなく市内の学校園所では入学式、入園式が行われ、真新しい制服やランドセルを身に付けた新入生たちの眩しい姿をみることができます。その元気で頼もしい姿に、勇気や希望をもらっています。

子どもたちの安全な通学のため、暑い日も寒い日も毎日登下校を見守っていただいている皆さまに心から敬意と感謝を申し上げます。本年度も、どうかよろしくお願いいたします。

さて、先月23日に山崎インター歩行者通路がリニューアルし、完成式典とお披露目会を開催しました。市民の皆さまに愛される素敵なスポットに生まれ変わりましたので、ぜひ、ご覧いただければと思います。

また、昨日は、かねてより工事を進めてまいりました波賀市民協働センター「はがてらす」の完成記念式を行いました。市民の皆さまが集い、今以上に地域に愛着をもってまちづくりに取り組んでいただける拠点となることを願っています。

いよいよ令和6年度がスタートしました。宍粟市も様々な課題はありますが、市民の皆さまが「住み続けたい」「安心して子どもを生み育てることができ、いつまでも元気に過ごしたい」と思っていただけるまちを引き続きめざしてまいります。そのためには教育、子育て支援、地域医療体制の充実が非常に重要であると考えておりますので、本年度もご理解とご協力をよろしくお願いします。

年度当初で何かとお忙しいとは思いますが、くれぐれもお体に気を付けていただき、元気にお過ごしください。

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 秘書政策課
〒671-2593
宍粟市山崎町中広瀬133番地6
電話番号:0790-63-3139
ファックス番号:0790-63-3060

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