令和3年度 いわみ学園講座

広報ID 12936

更新日:2022年03月22日

令和3年度いわみ学園卒業式・修了式

3月5日

令和3年度はいわみ学園で132人が学びました。卒業生が1人、学寿生が2人でした。また、年間8回以上出席している学生に贈られる「努力賞」は34人が受賞し、そのうち13人は一度も休むことなく全ての回に出席しました。
昨年度に引き続き、コロナ禍の1年となりましたが、式に出席した学生の皆さんの顔は晴々としており、いわみ学園での活動が心豊かな日々を送るきっかけづくりになったのではないかと思います。

記念講演は笑福亭銀瓶さんの落語でした。
古典芸術の授業として小学校などで落語をしたときのエピソードや「お孫さんやお友達にも話せる小噺」など、洒落を挟みながらの巧みなお話しでした。締めは「子ほめ」という演目でした。
落語のあとの講話では、笑福亭鶴瓶さんに弟子入りした経緯や、韓国語落語をするきっかけのお話しでした。学園生はずっと笑顔で、楽しく聴き入っていました。

令和3年度いわみ学園卒業式・修了式でステージに向かい椅子に座っている学園生らの写真
記念講演の落語を聞いている学園生らの写真

2月講座

2月3日

「歴史からみる男女共同参画」と題した、男女共同参画アドバイザーの森田充代さんの講演でした。「歴史の話だからと身構えないで、分かりやすく話していきますから」と、身振り手振りを交えながら軽快なトークで話してくださった森田さん。ときおり受講生から笑いが起きるほど、楽しい講座となりました。

講師の森田充代さんが学園生らに向かって話をしている写真
講座を受ける学園生らが椅子に座って前を向いて座っている写真

1月講座

1月15日

多可町播州歌舞伎クラブによる公演を開催しました。
多可町では約300年前から伝わる「播州歌舞伎」の普及や伝承活動にまちぐるみで取り組み、クラブには中学生から社会人まで幅広い年代の方が所属しています。
大きな所作に、派手な衣装や化粧など、華やかな舞台に受講生の目は奪われ、終わったときには拍手喝采でした。
公演後は、播州歌舞伎の歴史について講話をしていただきました。流された過去の映像では、宍粟市千種町へ播州歌舞伎が公演に来られたときの映像もありました。新年1回目の講座は、華やかで感動的なものとなりました。

ステージ上の播州歌舞伎に見入る学園生らの写真
播州歌舞伎の歴史についての講話を聴く受講生らの写真

大学院12月講座

12月23日

「心と体と頭の健康 笑って学ぶ脳トレ講座」と題して、夢こらぼ主宰の松尾やよいさんの講演がありました。
「気が合う人とばかり話をしがちだけれど、たまには違う考えの方とも話をして、否定するのではなく、こういう考え方があるんだなぁ。と柔軟な気持ちや、新鮮な気持ちを持つことが大事」と松尾さんは話していました。

講師の松尾やよいさんが学園生らに講義をしている写真
講師の松尾さんと受講生らが手を上げて意見交換をしている写真

12月講座

12月9日

株式会社ビビッドの代表取締役である中川由美さんに「ハンドヨガ」を教えていただきました。
ハンドヨガとは、中川さんが考案された手と指を使った簡単なストレッチのこと。
中川さんの丁寧な指導に従い、指をくるくるしたり、筋を伸ばしたりと、20分ほどかけてゆっくりハンドヨガをした結果、受講生からは「肩が軽くなった」「ハンドヨガをする前より腕があがるようになった」と嬉しそうな声がたくさん聞かれました。

講師の中川由美さんが講師らにヨガを教えている写真
中川さんの指導に従ってハンドヨガをする学園生らの写真

いわみ学園クラブ紹介と映画鑑賞会

11月27日

昨年に引き続き、新型コロナウイルス対策のため、今年も、学園生の前で歌謡クラブ・コーラスクラブの皆さんに発表してもらうことはできませんでしたが、代わりにスライドショーで各クラブの活動を紹介しました。
書道クラブ・茶道クラブ・生花クラブ・パソコンクラブの作品や活動の様子を撮った写真を展
示したコーナーでは、足を止めてじっくりと鑑賞している学園生の姿が見られました。
映画は、認知症の母(ママリン)と娘のひと夏を追ったドキュメンタリー作品「徘徊~ママ
リン87歳の夏~」を鑑賞しました。

いわみ学園クラブ活動展示の一部
展示を鑑賞する学園生の様子

大学院11月講座

11月11日

「整理現場から見る繋がりの大切さ」と題して、メモリーズ株式会社代表取締役の横尾将臣さんに、遺品整理現場から見える孤独死の現状と、人との繋がりの大切さについて講演をしていただきました。
講演の最後にはサックスを演奏してくださり、美しい音色に受講生は聴き入っていました。
また講座の進行は、一宮市民局に「トライやるウィーク」で来ていた一宮北中学校・一宮南中学校の生徒さんにしてもらいました。

サックスを演奏する講師の横尾将臣さん
受講する学園生の様子

10月講座

10月21日

加藤正文さんに「足元を掘れ・そこに泉湧く~兵庫・播磨からの発信~」と題して、お話していただきました。
演題となった「足元を掘れ、そこに泉湧く」は哲学者のニーチェの言葉です。加藤さんは「足元を見ると、どうしても、日々の雑用や家族のこと、地域の問題など、面倒に感じてしまうことが目に入ってしまうけれど、そこを見つめ直せば泉があり、タカラがあることがきっと分かる。宍粟市でもできるのではないか」と話されました。

講師の加藤正文さんの写真

9月講座

9月30日

宍粟警察署交通課の上山さん、同交通総務係の木南さんに「交通安全」についてお話いただきました。
また、受講生4人が代表して歩行者用の交通安全危険予測シミュレータを使い、木南さんより、どこが危なかったのか、どこに気を付けるべきか、アドバイスをいただきました。
交通安全について改めて考える時間を持つことができました。
 

交通安全危険予測シミュレータを体験する学園生の様子

大学院9月講座

9月16日

「認知症予防のためのコグニサイズ体操」と題して、健康運動指導士・スポーツインストラクターの加藤智子さんに「コグニサイズ体操」を教えていただきました。「コグニサイズ体操」とは、有酸素運動をしながら脳のトレーニングをする体操です。例えば、歩きながらしりとりをしたり、計算をしながら手足を動かしたり、「からだ」と「あたま」の体操を同時に行うことで、脳の働きを活性化させ、認知症の予防効果があるといわれています。学園生は間違えてもニコニコと笑って、最後まで楽しく体操を行いました。

コグニサイズ体操を体験する学園生の様子
講師の加藤智子さんの写真

7月講座

7月31日

いちのみや人権のつどい講演会との共催事業として、気象予報士の正木明さんに、「気象情報・防災情報の有効な使い方 ~ 防災・人権の視点から ~」と題して、講演をしていただきました。
身近な天気予報の見方や、防災上の自助・共助の考え方、また、地域防災の見方・点検など、くらしに大変役立つお話でした。

講座を受ける受講生

7月15日

令和3年度はじめてのいわみ大学講座をいちのぴあホールで行いました。中田直人新学園長からご挨拶をいただき、学園生の皆さんも改めて今年度のいわみ学園講座が始まることを実感された様子でした。
「熱中症予防と体調管理」と題して、大塚製薬株式会社の戸田龍二さん(熱中症対策アドバイザー)に講演をしていただきました。人の身体は、会話や呼吸をするだけでも水分を消失していくため、失われた水分を補給する必要があります。水分を取るときは、ただ水を飲めばいいだけではなく、スポーツドリンクなどで塩分や糖分を同時に取ることが大切と教えていただきました。
講演後、熱中症対策として大塚製薬株式会社の試供品をいただき、学園生の皆さんは改めて、熱中症や脱水症にならないよう気をつけることを意識されたようでした。

大塚製薬株式会社の戸田龍二さんといわみ学園生

大学院6月講座

6月24日

いわみ学園大学院6月講座をいちのぴあで開催しました。
令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、6月20日までの講座やクラブ活動を止としていましたので、今年度初めての講座となりました。
今年度は大学生83名、大学院生41名、学寿生7名、伊和実生1名、合計132名が学ばれます。
講座では、社会教育文化財課専門員の田路正幸(とうじまさゆき)さんにお越しいただき、「年中行事からみるくらしの歴史 春・夏編」と題し、お話ししていただきました。学園生からは、「身近な話題であるけれども、知らないことが多かった」などの声がありました。

暮らしの年中行事について話す講師の社会教育文化財課専門員の田路正幸さん
大学院6月講座で講師の話を椅子に座って聞いている受講生らの写真

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宍粟市一宮町安積1347番地3
一宮市民協働センター「いちのぴあ」内
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