令和7年度いわみ学園 開催した講座を紹介

広報ID 20189

更新日:2025年07月03日

6月講座

6月26日大学6月講座

理学療法士の神名さんにお越しいただき、転倒リスクとその予防について、様々なデータと実践的な体操を通して学びました。前半は、【体の状態】、【環境】、【行動】の3つの軸を中心に、転倒することによる体の変化、お金を含む生活の変化について説明されました。後半は、転倒予防として、【継続的な運動】、【適切な栄養の摂取】、【社会参加】の3つを挙げられ、好循環することで健康寿命の延伸につながるとお話しされました。また、ふくらはぎのストレッチや股関節を回す動きなど、家でできる簡単な体操を実際に行いました。神名さんは「転倒はしっかり対策をすれば、誰でも防ぐことができる」「地域の通いの場などには、近所の人にも声をかけて皆さんで健康になってください」とおっしゃっていました。学園生の中には熱心にメモを取られる方もあったほか、体を動かす場面では全員が先生の見本を参考に真剣な様子で取り組まれていました。

受講生にアンケートをとる講師の神名克征さん
立ち上がって体操するいわみ学園生

6月12日 大学院6月講座

アロマハンドトリートメント「和(なごみ)」の福井しげよさんにお越しいただき、「自分でできるアロマハンド教室」をテーマに、アロマを活用したセルフケアについてご指導いただきました。まずは、2人1組になり、交代しながらお互いのハンドマッサージを行い、その後、自分自身で手のケアを行いました。福井さんは「自分の体を愛するということは大事。自分で自分の体のケアを続けてください。」とお話しされました。いわみ学園生はペアでハンドマッサージをするときは、「痛くない?」とコミュニケーションをとりながら、自分でするときは黙々と自分の体と向き合いながら、和やかな雰囲気で講座に取り組まれていました。講座後は「体が軽くなった」とハンドマッサージの効果を実感され、ケアの大切さをしっかりと胸に留められた様子でした。

セルフケアの大切さについてお話される福井しげよさん
2人1組になってハンドマッサージをするいわみ学園生

入学式・開講式

5月24日 いわみ学園入学式・開講式

5月24日(土曜日)いちのぴあホールにて、令和7年度いわみ学園入学式・開講式を挙行しました。市からは福元晶三市長、浅田雅昭市議会議長が来賓として出席し、54年目となるいわみ学園の開講をお祝い申し上げました。

今年度は5名の新入生を迎え、大学生51名、大学院生33名、学寿生6名、合計90名の方がいわみ学園で学ばれます。

記念講演では「波賀森林鉄道~これまでの100年 これからの100年~」と題して、波賀元気づくりネットワーク協議会のメンバー6名にお越しいただき、写真で波賀森林鉄道の歴史を振り返りながら、復活に向けた取り組みの経過や今後の展望について、お話いただきました。多くの写真と映像のほか、地域を想う熱意が溢れ行動する姿に、いわみ学園生から「えぇ話やった、感動した」とご感想をいただき、多くの方の胸を熱くされた様子が印象的でした。

記念講演を受けている学園生の様子

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