伝承料理・郷土料理
伝承料理や郷土料理とは、地域の気候や風土、産業や文化、歴史に培われた季節や行事にちなんだ食であり、地域の特産物を使った独自の料理法で作られ、家庭で食べ継がれてきた料理をいいます。
地域によらず作られている料理のほか、特定の地域でしか作られない料理もあります。その一部をレシピと合わせて紹介します。
料理レシピ
さば寿司
ばち汁

野菜たっぷりのばち汁
播州地方のそうめんは「揖保乃糸」が有名です。
「ばち」は手延べそうめんを作る際に2本の管にかけて引き延ばし乾燥してそうめんを出荷する際に切り離されます。このときその形状が三味線のばちに似ていることからそういわれています。
棒に引っ掛けていた部分でもあるためコシが強く粘りがあるのも特徴です。
とち餅

朱塗りの器に入っているとち餅
栃の木になる見た目が栗に似た「とちの実」を使ったお餅。
とちの実は長期保存できますが、灰汁(アク)が多く、アク抜きが大変でつくる家は少なくなりました。
実が多く採れる地域で、秋の収穫や正月の餅として食べる風習が残っています。
はまぐり雑煮

たくさんの具材が入ったはまぐり雑煮
よもぎだんご
実山椒の佃煮

5月ごろにとれる山椒の実を佃煮にしたもの
5月ごろに収穫した山椒の実を佃煮にしたものです。さわやかな香りや辛味はこれからの食欲が落ちやすい夏にぴったりな料理です。
鮎のあめだき

あめだきにした鮎
西播磨をうるおす揖保川は鮎漁で名高く、釣り人の選ぶ天然あゆがのぼる100名川に選ばれています。
郷土料理の鮎のあめだきは、今もなお大切に継承されています。
生芋蒟蒻
ゆず味噌
ねこもち

ねこもち
猫が伸びたように長くて丸みをおびた形であり、かつ先端部が丸っこくて猫の手のように見えることから関西地域では「ねこもち」と呼ばれています。
秋に収穫したもち米と小米を使って作ります。
ごませんべい
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更新日:2025年02月19日