外出支援サービスの不適切請求事案 調査結果
外出支援サービス事業に係る不適切請求の事案に対する運行状況調査の結果と市の対応について公表します。
経過
平成31年3月に「外出支援サービス事業者の特定の従業員が外出支援サービスで不適切な受給をしている」という内容の通報を受け、事実確認のための運行状況調査を行いました。
本調査において、事業者から提出のあった関係書類の突合を行うとともに、書類上、十分に確認できないものについては事業者への説明を求め、その結果、38件241,100円を不適切な請求分として事業者へ返還請求をすることとしました。
不適切な請求の内容
- チケットの交付を受けた運転手がタクシーを運転し、自身を利用者として請求
- 運転手の家族のチケットを利用し、実態が無い乗車分を請求
- 業務日報の確認が出来なかったもの
- 契約時間外の運行分で請求があったもの
市の対応
運行状況調査の結果、不適切な請求分とした38件241,100円の返還を事業者へ求めました。
今回の事案については、事業者の悪質性を認めるものではありませんでしたが、市として、運転手の労務管理の徹底や、運行管理体制の見直しを事業者へ求める必要があると判断し、「厳重注意」の通知を行いました。
再発防止策
今回の事案を受け、毎月請求時の関係書類の追加や運転手名簿の提出、関係書類の保管の徹底指示を行いました。また、複写式利用券を導入し、利用者側からのチェックを強化できる体制を整えました。
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康福祉部 障がい福祉課
〒671-2573
宍粟市山崎町今宿5番地15
電話番号：0790-63-3101
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更新日：2024年04月01日