木育の推進

広報ID 6779

更新日:2019年07月01日

宍粟市は面積の約9割が森林の自然豊かなまちです。そんな宍粟の豊富な森林資源を活用した新たな取り組みとして、暮らしの中にもっと木を取り入れ、木が好きな人を育てる木育(もくいく)を推進します。

木育(もくいく)とは

「木育」は、「子どもをはじめとするすべての人が、木とふれあい、木に学び、木と生きることで、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる感性豊かな心を育む活動」として、平成16年に北海道で誕生した言葉です。今では地域によって様々な視点で使われています。

宍粟市の木育

宍粟市にとっての「木育」は、木が好きな人を育てる活動を通じて、子どもをはじめとするすべての人が、暮らしの中に木を取り入れ、木とともに生き、そして、木の温もりを感じながら心豊かに宍粟市で暮らしていくことができる地域社会の実現を目指すことだと考えています。

宍粟市の取組

地元材を使った誕生祝い品

このまちで生まれる子どもたちには、恵まれた自然の中ですくすくと健やかに成長してもらいたい。そして、ふるさとを大切に思う心を育んでもらいたい。そんな思いを込めた地元材の木のおもちゃを新たに市内で生まれる子どもたちにプレゼントします。

木のおもちゃの手触りや色、香りなどにふれる時間が子どもたちにとって新鮮な出会いとなり、子どもたちの豊かな感性や創造力を育みます。また、子どものころから木とふれあうことは森林や木への思いやりの心を育み、自然について考えるきっかけにもなります。

宍粟市誕生祝い品「しそうの箱庭」
宍粟市誕生祝い品「宍粟市の箱庭」の人形が木の枝の上にいる写真

ウッドスタート宣言

ウッドスタートとは、認定NPO法人芸術と遊び創造協会(東京おもちゃ美術館)が展開している「木育」の行動プランです。「木」を真ん中に置いた子育て・子育ち環境を整備し、全ての子どもが人生最初のステージを、木の温もりを感じながら、楽しく豊かに送ることができるようにしていく行政、民間企業及び団体などの取り組みです。

誕生祝い品として、地元材を使った木のおもちゃをプレゼントする取組や木育キャラバンも行動プランの1つです。

宍粟市では、認定NPO法人芸術と遊び創造協会と連携し、木育の推進に積極的に取り組んでいく姿勢を表すため、平成31年3月24日にウッドスタート宣言を行いました。

この記事に関するお問い合わせ先

市長公室 地域創生課
〒671-2593
宍粟市山崎町中広瀬133番地6
電話番号:0790-63-3066 
ファックス番号:0790-63-3060

メールフォームでのお問い合せはこちら