減らそう 食品ロス

広報ID 9141

更新日:2020年10月16日

食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
日本の食品ロス量は、年間約600万トンを超え、毎日、大型トラック(10トン車)約1,700台分の食品を廃棄しています。日本人一人当たりに換算すると、毎日、お茶碗約一杯分(約140グラム)を捨てている計算です。
大切な食べものを無駄なく食べきることで、環境や家計にも優しくなります。

日本の食品ロス量

日本の食品ロス量年間612万トン。内訳や要因は次のとおりです。

事業系は328万トン

主に規格外品、返品、売れ残り、食べ残しなど

家庭系は284万トン

主に食べ残し、手つかずの食品(直接廃棄)、皮の剥きすぎ(過剰除去)など

削減するには(消費者庁ウェブサイトより抜粋)

食品ロスを削減するには、事業者と家庭双方の取り組みが必要です。日本では、家計における食費は消費支出の中で4分の1を占めています。食料自給率(カロリーベース)は37%で、食料の多くを海外からの輸入に依存しています。また、世界の食料廃棄量は年間約13億トンで、人の消費のために生産された食料のおおよそ3分の1を廃棄しています。
このように、食料を大量に生産、輸入しているのに、その多くを捨てている現実があるのです。

ゴミ処理に多額のコストも

大量の食品ロスが発生することにより、様々な影響や問題があります。食品ロスを含めた多くのごみを廃棄するため、ごみ処理に多額のコストがかかっています。また可燃ごみとして燃やすことで、CO2排出や焼却後の灰の埋め立て等による環境負荷が考えられます。

大切に消費する

経済の観点では、食料を輸入に頼る一方で、多くの食料を食べずに廃棄している状況は無駄があります。人や社会への観点では、多くの食品ロスを発生させている一方で、7人に1人の子どもが貧困で食事に困っている状況です。
私たち一人ひとりが食べものをもっと無駄なく、大切に消費していく必要があります。

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