伝承料理・郷土料理

広報ID 8720

更新日:2024年01月24日

伝承料理や郷土料理とは、地域の気候や風土、産業や文化、歴史に培われた季節や行事にちなんだ食であり、地域の特産物を使った独自の料理法で作られ、家庭で食べ継がれてきた料理をいいます。

地域によらず作られている料理のほか、特定の地域でしか作られない料理もあります。その一部をレシピと合わせて紹介します。

料理レシピ

さば寿司

尾頭付きのカットされた鯖寿司が皿に盛り付けられている写真

食べやすくカットされた鯖ずし

「播州くされ寿司」とも言います。

秋祭りに合わせて各家々で作る事が多く、尾頭付きの塩鯖で調理を行います。

鯖寿司のレシピ(PDF:345.2KB)

ばち汁

野菜たくさんのばち汁が入ったお椀を真上からみた写真

野菜たっぷりのばち汁

播州地方のそうめんは「揖保乃糸」が有名です。

「ばち」は手延べそうめんを作る際に2本の管にかけて引き延ばし乾燥してそうめんを出荷する際に切り離されます。このときその形状が三味線のばちに似ていることからそういわれています。

棒に引っ掛けていた部分でもあるためコシが強く粘りがあるのも特徴です。

ばち汁のレシピ(PDF:314.1KB)

とち餅

朱塗りの器の中に敷かれた緑のバランの上にとち餅が三角に並んでいる写真

朱塗りの器に入っているとち餅

栃の木になる見た目が栗に似た「とちの実」を使ったお餅。

とちの実は長期保存できますが、灰汁(アク)が多く、アク抜きが大変でつくる家は少なくなりました。

実が多く採れる地域で、秋の収穫や正月の餅として食べる風習が残っています。

とち餅のレシピ(PDF:333.6KB)

はまぐり雑煮

ハマグリのほか、ちくわやスルメ、ごぼうやニンジンが入った具沢山のはまぐり雑煮がお椀に入っている写真

たくさんの具材が入ったはまぐり雑煮

主に千種町で、正月によく食べられている雑煮です。

名前のとおりハマグリと餅が入りますがスルメやちくわを入れるなど、各家庭で具材が異なります。

はまぐり雑煮のレシピ(PDF:329.5KB)

よもぎだんご

お皿に盛られた3個の緑色のよもぎだんごの上にあんこがのせてある写真

ヨモギの新芽を使ったよもぎだんご

春に採れるヨモギの新芽をゆでて、すり潰してだんごに加えたものです。

よもぎだんごのレシピ(PDFファイル:959.7KB)

実山椒の佃煮

実山椒の佃煮がお皿に盛り付けられ、お箸とともにお膳の上に並べてある写真

5月ごろにとれる山椒の実を佃煮にしたもの

5月ごろに収穫した山椒の実を佃煮にしたものです。さわやかな香りや辛味はこれからの食欲が落ちやすい夏にぴったりな料理です。

実山椒の佃煮のレシピ(PDFファイル:92.8KB)

鮎のあめだき

あめだきにした鮎を2尾、白いお皿に盛り付けた写真

あめだきにした鮎

西播磨をうるおす揖保川は鮎漁で名高く、釣り人の選ぶ天然あゆがのぼる100名川に選ばれています。

郷土料理の鮎のあめだきは、今もなお大切に継承されています。

鮎のあめだきレシピ(PDFファイル:912.1KB)

生芋蒟蒻

こんにゃくの写真

生芋蒟蒻

11~1月が旬のこんにゃく芋を使って作ります。

生芋蒟蒻のレシピ(PDFファイル:941.8KB)

ゆず味噌

ゆず味噌の写真

ゆず味噌

10~12月が旬のゆずと、米こうじを使って作ります。

ゆず味噌のレシピ(PDFファイル:919.4KB)

ねこもち

ねこもち

ねこもち

猫が伸びたように長くて丸みをおびた形であり、かつ先端部が丸っこくて猫の手のように見えることから関西地域では「ねこもち」と呼ばれています。

秋に収穫したもち米と小米を使って作ります。

ねこもち(えび)のレシピ(PDFファイル:904.9KB)

ねこもち(のり)のレシピ(PDFファイル:893.3KB)

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