11月23日:御形神社で巨大絵馬披露とショウフクジザクラの里帰り式
11月23日:御形神社
11月23日、一宮町の御形神社で、来年の干支「午(うま)」を描いた巨大絵馬が披露されました。絵馬の大きさは幅7.2メートル、高さ4.5メートルと迫力満点。市内在住の方がデザインし、地域おこしの願いを込めて神社が制作しました。この絵馬は、来年の12月までの1年間、参拝者を見守ります。同神社の進藤智彦宮司は「見る人それぞれにいろいろな感じ方ができる素敵な絵を奉納いただいた。仲良く寄り添う2頭の馬を描いた絵馬を見に来てほしい。」と話しました。
同日、同神社では宍粟市指定天然記念物「ショウフクジザクラ」の里帰り式も行われました。地域のシンボルとして親しまれてきたこの桜は、近年樹勢の衰えが見られ、樹木医の指導による殺菌や害虫駆除などの保全活動が続けられてきました。巨樹・銘木等の収集・保存を進める森林総合研究所林木育種センターの協力のもと、将来の枯死に備え、「林木遺伝子銀行110番」の事業を活用して、穂木を採取し、つぎ木によって育成された苗木2本がこの日、神社に戻りました。同センター関西育種場の山田場長は「昔から地域で親しまれている木は、長い年月で幾度とない困難を乗り越えた木。そういった貴重な遺伝資源を守っていきたい。今回里帰りしたショウフクジザクラも後世に残していきたい。」と語りました。この苗木は、春を待って3月ごろに親木の近くに植樹が行われる予定です。
披露された巨大絵馬。2頭の馬が寄り添う
里帰り式で、山田場長から進藤宮司に手渡されるショウフクジザクラの苗木
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更新日:2025年11月27日