宍粟市の文化財
豊かな自然とともに歩んだ「しそう」の歴史
家原遺跡公園(えばらいせきこうえん)
宍粟市一宮町北部の河岸段丘の上に営まれた、縄文時代から中世にかけての大規模な住居跡複合遺跡。公園内には、その家原遺跡で実際に発掘された遺構をもとに各時代の建物を忠実に復元しました。
御形神社(みかたじんじゃ)

祭神は葦原志許男神で、室町時代後期の様式や技法を伝える木組や彫刻があり、彩色が施されています。昭和42年に国の重要文化財に指定。
新田義貞寄進の鐘(にったよしさだきしんのかね)

南北朝時代の武将、新田義貞は、播磨守に任ぜられ、延元元年(1336年)伊和大明神に天下太平、朝敵滅亡、家内安全を祈願し、梵鐘などを寄進されたとされています。平成14年11月20日、町文化財に指定。
播磨国一の宮伊和神社(いわじんじゃ)

農・工・商業等産業の神、縁結びの神、病気平癒の神として多くの人々の信仰を集めています。広大な境内には、夫婦杉とはじめ桧等の大樹が繁茂しています。
満願寺(まんがんじ)木造大日如来像

満願寺の本尊である大日如来坐像は、落ち着きのある理知的な表情が印象的です。制作年代は、南北朝から室町時代のものと思われます。
長源寺(ちょうげんじ)

江戸時代につくられた本尊の如意輪観音坐像は、物と心の両面にわたる願いを叶え、人々を仏の道に導くと言われています。
天児屋鉄山跡(てんごやてつざんあと)

「播磨国風土記」にも記されているように、千種では和銅6年(713年)頃以前より鉄が作られていたことがわかります。この地には金屋子神が祀られています。
中宮神社の大杉(なかのみやじんじゃのおおすぎ)

県指定天然記念物にも指定されている樹齢500年を超えるこの大杉は、根元周囲が9メートル53センチ、樹高は41メートル20センチです。
波賀城史蹟公園(はがじょうしせきこうえん)

宍粟市波賀町のシンボル、城山の山頂にある波賀城史蹟公園からは町内がぐるっと見渡せます。山頂までは遊歩道があります。
安養寺(あんようじ)

安養寺の本尊の阿弥陀三尊像は、眼に水晶の玉眼をはめ込んだ美しい仏像です。室町時代の作品と言われています。
八幡神社(はちまんじんじゃ)

境内には県指定天然記念物である樹齢700年のご神木「モッコク」があるほか、元禄12年に建築された宍粟市最古の能舞台などがあり、2年に1度、9月に薪能が奉納されるほか毎年1月3日には拝殿において翁面の面掛式がとりおこなわれます。
長水城跡(ちょうずいじょうあと)

室町時代に赤松氏によって築かれた長水城は、天正8年羽柴秀吉によって攻め落とされ、今は石垣のみが当時の面影をとどめています。現在、登山道は木の階段が整備され、最適なハイキングコースとなっています。
紙屋門(かみやもん)

元和元年(1615年)、池田輝澄によって築城された鹿沢城の面影を今に残す「紙屋門」、町内の貴重な歴史資料を集めた「山崎歴史郷土館」「山崎歴史民俗資料館」などが隣接し、山崎町の歴史の深さを実感できるエリアです。
無形文化財(市指定)
市内には、伝統的な文化や風俗を伝える無形文化財が、地域の人々の手によって今も伝承されています。
獅子舞
- 宇原岩田神社獅子舞(山崎町宇原)
- 水谷明神社獅子舞(波賀町上野)
チャンチャコ踊り
- 横山神社チャンチャコ踊り(一宮町横山)
- 波賀八幡神社チャンチャコ踊り(波賀町安賀・上野・飯見・有賀・斉木)
- 原八幡神社チャンチャコ踊り(波賀町原)
- 鷹巣チャンチャコ踊り(千種町鷹巣)
その他
- 御幸(波賀町安賀)
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宍粟市歴史資料館
〒671-4113
宍粟市一宮町三方町633番地
電話番号:0790-74-8855
ファックス番号:0790-74-8080
更新日:2021年12月03日