「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録

広報ID 19259

更新日:2024年12月27日

日本の「伝統的酒造り」が2024年12月5日、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されました。今後、日本酒への注目度が高まることが期待されます。

「伝統的酒造り」とは

日本に古くから根差してきた日本酒や焼酎などの製造技術を「伝統的酒造り」と呼びます。穀物を原料とする「麹(こうじ)」を使っていることが特徴で、気候や風土にあわせて日本各地で発展し受け継がれてきました。酒造りに携わる杜氏(とうじ)や蔵人(くらびと)がこの伝統的に培われてきた技術に加え、経験や五感を駆使し、さまざまなお酒が造られています。

宍粟市は「日本酒発祥の地・発酵のふるさと」

奈良時代に編さんされた「播磨国風土記」の一節に、庭田神社(宍粟市一宮町)で初めて「かび=麹」を使って庭酒をつくり、神様に献上したことを意味する記述が残されています。日本で最初に麹が誕生した記録とされ、宍粟市は「日本酒発祥の地」と言われています。そして現在も、豊かな自然や清流、受け継がれる職人の技によって宍粟の日本酒文化は発展し続けています。

ぜひ宍粟市にお越しいただき、「日本酒発祥の地・発酵のふるさと宍粟」の日本酒をご堪能ください。

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