令和3年度タウンミーティング開催結果
11月9日から「日本一の風景街道をめざして」をテーマに、タウンミーティングを開催し、25人が参加。将来にわたって残したい風景、つくりたい風景について、様々な意見が出されました。
今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の面から、会場での対面形式ではなく、パソコン等を通じてのオンライン形式での開催としました。
当日資料
タウンミーティング当日資料 (PDFファイル: 5.1MB)
町域ごとの主な意見
11月9日千種町(エーガイヤちくさ)
参加者数
5人
主な意見
- クリンソウの保全や遊歩道整備など、千種にはクリンソウがあるイメージを定着させたい。
- クリンソウ祭りでは、地元高校によるお茶席生や地元商店の協力がある。
- 正月に蛤雑煮を食べる地域の風習がある。千種特有の食と風景を組み合わせていけないか。
- 住んでいる人が「住んで良かった」「楽しくてほっとできるな」という風景をつくっていきたい。
- 休耕田で広葉樹の苗を育成している。広葉樹の植栽を進めて豊かな森づくりが必要。
- 風景の保全に携わるボランティアが活動しやすい支援が必要。
- 趣味ではなく、農業で収入を得て生活できるようになれば。豊かな農地を残していける。
- 川そそまつりなど知られていない地域の行事や名所を観光客向けにマップで紹介してはどうか。
- 千種は1,000mを超える山々の懐に抱かれ、清流千種川があることが特徴。
- 1,000mを超える山々は登山やキャンプなどとつながることで大きな資源になる。
- 千種は標高400mの位置にあり、お米が美味しいという声を聞く。地域の誇りにつながる。
- こども園から高校までが連携している教育環境は次に残していきたい。
- 子どもたちを地域で安心して見守れる。惜しみなく地域の方が協力できることは大きな財産。
- 地域に住んでいる人の豊かさや魅力が残していきたい風景。住み続けようと思う理由になった。
- 地域を支援する補助金などの手続きが地域の方には難しいことがある。
- 地域を誇れるようになるには想いが大切。想いが人をつなぎ、つながりがエネルギーになる。

11月17日波賀町(波賀市民局)
参加者数
8人
主な意見
- 波賀メイプルスタジアム周辺の管理が高齢化により難しい。ドーム球場のある風景はどうか。
- 通学路や学校など子どもたちが安心して学べる環境の維持や整備をお願いしたい。
- コロナの影響もあり、地域の人が一度に集える場所がなくなっている。
- ナラ枯れが広がっており対策が必要。熊の出没にもつながっている。
- 子どもが少なくなっており、チャンチャコ踊りの継続も難しくなっている。
- 地域住民の暮らしを守りたいという思いで、地域で検討を重ねて購買店を開店した。
- 購買店は住民の住民による住民のためのお店として地域で愛されるお店をめざしている。
- 市民局周辺と国道29号沿線の活性化に向けて、郷土愛を育むようなソフト事業の展開が必要。
- 上野商店街で波賀軽トラ市を開催している。行政と連携した情報発信の仕組みが必要。
- 風景街道の創造に向けて、宍粟の風景100選を選定してはどうか。
- 森林鉄道遺構のツアーを軽トラ市と同時開催した。取組同士のつながりが大事だと感じた。
- 観光地としても風景としてもつながりをつくっていくことが風景街道になっていくと思う。
- 行政のリーダーシップと市民や企業が三位一体となって取組を進めていくことが大切。
- 波賀森林鉄道の風景を孫に伝えたい。全国に知ってもらいたい思いで取組を進めている。
- 2024年は森林鉄道100周年。東山で機関車の復活運行をしたい。
- 山崎の千年藤と東山のシャクナゲの開花時期が重なるので互いに誘客する仕組みができれば。
- 音水湖は他の町域にない風景。カヌー大会など多くの人が訪れるようになった。
- 音水湖にはかつて人々の暮らしがあった。風景を形成する人や暮らしが消えかかっている。
- 熱い想いをもった団体の活動と行政の支援と施策により廃村の風景は避けなくてはいけない。


11月24日一宮町(いちのぴあ)
参加者数
7人
主な意見
- 庭田神社からの御旅所へ列をなして巡行する風景は残していきたい。
- 染河内地区の山田の棚田を利用したライトアップは大変だが、続けていきたい。
- 東市場方面が一望できる染河内にある鍋山を里山として整備している。
- 閉園した染河内幼稚園を改修し、グランドスマイルパークとしてオープンする。
- 染河内の各所での緑化や桜やもみじの植栽など、看板も手作りしながらがんばっている。
- 平成30年度の東日本豪雨災害跡地に緑化事業を進めている。
- バス停花壇の管理や県道・市道の緑地や美化に取り組んでいる。
- 東公文では案山子を設置して和やかな雰囲気を醸し出している。
- 旧JAサンパティオで月一の催しが開かれている。一方で、更なる活用の検討が必要。
- 荒廃した農地や山が目立ってきている。場所によっては猪の住処になっている。
- 千年水周辺に彩りが必要。ロクロシキャンプ場周辺の手入れも必要。
- 旧三方小周辺がそのままの状態でさびれた感じがする。
- 阿舎利から一山への登山口の看板が必要。高野峠の改良も必要。
- 家原遺跡公園から御形神社の四季公園までの遊歩道の手入れが必要。
- 若者がいなくなっている。消防団組織をこれからどうしていくか悩んでいる。
- ふるさとまつりの展示企画を見て、地域のことでも知らないことが多いことに気づかされた。
- 伊和神社の練り合わせを見ている子どもたちがかっこいい、おもしろいと感じていた。
- NPO法人を設立し、旧繁盛小学校を改修してジビエレストラン・バーとゲストハウスを運営。
- 狩猟や農業、川遊び、山菜採り、きのこ狩り体験など賑わいをとり戻す風景づくりを実践。
- コロナ禍で需要も高まっているが、維持するには人づくり、組織づくりが重要。
- 福知渓谷の風景は残したい。どんびき岩やだいだい石をPRしてほしい。
- 横住渓谷の道を整備し、天狗岩や屏風岩、福中の河川にある烏帽子岩など残していければ。
- 子どもたちとラジオ体操や餅つきなど再開したい。
- 深河谷のアカガシ、福仲のイロハモミジも残していきたい。行者山の展望も残していきたい。
- ふるさと祭りで小宮の祭りを紹介した。他自治会の祭りを知る機会がなかったので参考になった。
- 20年30年先に祭りなどに人がどれだけ集まれるか。地域全体で盛り上げていく必要がある。
- ・森林組合と連携しながら、災害のない山や川を育てながら風景にもつなげていただきたい。
- 次代を担う子どもたちの笑顔や歓声が響く場所をつくっていきたい。
- センターいちのみや跡地は眺望も良く、スケートパークとしての活用を提案した。
- しそう日本酒まつり実行委員会を結成し、日本酒まつりを実施。
- コロナで活動できない中、古民家を改修し、無償で地域の人に利用してもらう取組をはじめた。
- 染河内を舞台に制作した自主映画を通して、地域の良さを知るきっかけにつなげたい。
- 3世代交流を行い、子どもたちが昔の暮らし(遊び)や食文化を体験できる場をつくりたい。
- 地域コミュニティこそ残したい風景。日本一生き活きした人たちが暮らすまちをめざしたい。
- スポニックパーク一宮の市民の森の自然を生かした憩いの場になるよう整備できれば。

12月2日山崎町(市役所北庁舎)
参加者数
5人
主な意見
- 急勾配を昇っていく国見の森公園ミニモノレールは他地域にない特徴。
- 城下町のカギ曲がりの道は保存・PRしてほしい。水路も古くは輸送手段として使用されていた。
- ボランティアの協力があって年間100回を超える国見の森公園のプログラムが実施できている。
- 猪や鹿も受け継がれてきた地域資源として「食」などの価値に変換したい。
- 地域ぐるみで狩猟の認知度を高めたい。狩猟体験やジビエの学校など民間でできれば。
- 四季折々の国見山の風景の魅力を伝えたい。山崎のまち並みがいろいろな顔を見せてくれる。
- 里山や農地の荒廃、空き家は残したくない風景。
- 虫取りや川遊びなど、自然の中で子どもたちが元気に遊んでいる風景を残していきたい。
- 薪ストーブはスローライフの象徴。薪の確保が重要。公共事業など木を伐るときの情報提供を。
- 山崎アウトドアランドでもナラ枯れが広まっている。木の更新には支援が必要。
- 市民全員が参加するイベントがなくなってきている。全員参加の企画を。
- アユ釣りの人口が減っている。揖保川の風景を残していきたい。
- 国道や揖保川が中国道と交差する風景は素晴らしい。街道の魅力も発掘していきたい。
- 中国道沿いの山崎断層帯は地質学的な宍粟の個性。プラスのイメージで発信できないか。
- 神姫バス面へ歩いて行くときに見える安志峠から昇る日の出に元気をもらう。
- まちの中から見える国見山の輝く景色が素晴らしい。
- スギやヒノキがわからない子どもが多い。身近な花木を知る機会が必要。


その他風景アンケート回答
タウンミーティングにあわせて開催された残したい風景・つくりたい風景アンケートの結果です。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
市長公室 秘書政策課
〒671-2593
宍粟市山崎町中広瀬133番地6
電話番号:0790-63-3139
ファックス番号:0790-63-3060
更新日:2022年02月15日