8月9日と1月17日は家族防災の日

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更新日:2021年05月26日

8月9日と1月17日は「家族防災の日」です。
平成21年8月9日の台風9号による災害は、私たちに改めて自助と共助の必要性を認識させました。また、東日本大震災では、大堤防などの構造物に頼る防災に限界があることが分かりました。いま、私たちには、減災の考え方を主軸に、災害から逃れ被害を軽減する工夫と行動が求められています。宍粟市では、台風9号災害のあった8月9日と阪神淡路大震災のあった1月17日を「家族防災の日」としています。毎年この日の夕食後に、家族で災害への備えについて話し合いましょう。

想定すべき災害

宍粟市地域防災計画では、私たちの地域で最も警戒が必要な災害のひとつに、山崎断層帯地震が揚げられています。その規模はマグニチュード8.0、揺れは震度6強、市内で約3千棟の住宅が半壊以上の被害を受け、避難者が最大で5千人を超えるとされています。また、水害では特に揖保川と引原川沿いの浸水(関連コンテンツ参照)のほか、山間地域では、どこで土砂災害が発生してもおかしくないほど、数多くの警戒区域が存在しています。

水害のイラスト。降り続く雨で家と車が浸かっています。

家族会議を開く

いざというときに家族があわてず行動できるよう「家族防災会議」ガイドブックを参考に対処方法などを話し合いましょう。

非常持出品を準備

非常持出品は、自宅から避難するときに必要なものです。家族は何を必要とするのかをあらかじめ考えて、最低限必要なものをそろえておきましょう。災害の規模が大きくなればなるほど、食糧や水、生活必需品が自分の手元に届く可能性は低くなります。これは物資を運ぶための道路などが寸断されることによるものです。発生直後は、とくにこの傾向が強く現れます。避難生活を続けるために家族が何を必要とするかを考え、事前に準備しておく必要があります。ただし、非常持出品は必要最小限に抑えることも大切です。避難行動に支障が生じないようリュックサックなどにおさめ、すばやい行動ができる程度に調節しておきましょう。

非常持ち出し品を考える子どもたちのイラスト

指定避難所

避難所は、おおむね一小学校区に一か所が指定されています。また、被害の程度や避難者の状況に応じて、コミュニティ防災拠点(自治会公民館など)や公共施設が事後に指定される場合もあります。指定避難所(関連コンテンツ参照)は各地区単位に設定されていますが、市内どこの避難所に避難してもかまいません。地域の自主避難所とあわせて、日ごろから安全な避難経路を確認しておきましょう。

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市長公室 危機管理課
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