男女共同参画社会ってなに

広報ID 3262

更新日:2020年04月01日

男女共同参画とは

男女共同参画とは「男だから」「女だから」という固定的な考えによって差別や制限をされず、誰もがお互いに尊重し合い、意欲に応じてあらゆる場面で個性や能力を発揮できる社会をめざすものです。
「男女共同参画」は、英語でGender equality。これは「ジェンダーの平等」と表現されます。「ジェンダー」とは、生物学的な男女ではなく、社会的、心理的な性別を意味し、社会や地域の中で作られた「女は女らしく、女はこうあるべき」、「男は男らしく、男はこうあるべき」といったイメージや考え方などのことです。

男女共同参画社会とは

男女共同参画社会とは「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が平等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」です。(男女共同参画社会基本法第2条)

男女共同参画基本法

平成11年6月23日に公布、施行された男女共同参画基本法では、男女共同参画社会を実現するための5本の柱(基本理念)を掲げています。
また、行政(国、地方公共団体)と国民それぞれが果たすべき役割(責務、基本的施策)を定めています。

1.男女の人権の尊重

男女の個人としての尊厳を重んじ、男女の差別をなくし、男性も女性もひとりの人間として能力を発揮できる機会を確保する必要があります。

2.社会における制度又は慣行についての配慮

固定的な役割分担意識にとらわれず、男女が様々な活動ができるように社会の制度や慣行の在り方を考える必要があります。

3.政策等の立案及び決定への共同参画

男女が社会の対等なパートナーとして、あらゆる分野において方針の決定に参画できる機会を確保する必要があります。

4.家庭生活における活動と他の活動の両立

男女が対等な家族の構成員として、互いに協力し、社会の支援も受け、家族としての役割を果たしながら、仕事や学習、地域活動等ができるようにする必要があります。

5.国際的協調

男女共同参画づくりのために、国際社会と共に歩むことも大切です。他の国々や国際機関と相互に協力して取り組む必要があります。

宍粟市男女共同参画プラン

私たちのめざす男女共同参画社会とは、互いを尊重し、思いやりの心をもち、性別等にとらわれることなく、誰もがあらゆる分野に参画し、ともに責任を担うことにより、自分らしく生きることのできる地域社会です。宍粟市ではこの社会の実現に向けて、基本指針となる「宍粟市男女共同参画プラン」を策定し、推進しています。

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