10月20日:波賀八幡神社で2年ぶり「お旅」
波賀八幡神社
波賀町安賀の波賀八幡神社で10月20日、室町時代から続くとされる「御幸祭」が行われ、同神社のご神体を納めた神輿の行列が地域を練り歩く姿が見られました。「御幸祭」は地元で「お旅」とも呼ばれ、毎年元日にくじを引いて行うかが決まり、実施は2年ぶり。氏子である上野・水谷、安賀・今市、飯見、有賀、斉木の5地区が輪番で世話役となり、今年は上野・水谷地区が前日の悪天候の中、祭りの準備を行いました。行列は「一ツ物」と呼ばれる馬に乗った少年や神子をつとめる少女のほか、刀や鉾など祭礼道具をもった人など、古くからつとめる家が決まっている75役の人が連なり、神社から約500メート ル離れた引原川沿いの御旅所までを往復しました。御旅所では、台座に神輿が安置され、宮司が河原で矢を放って祝詞を奏上した後、少女神子が神輿に参拝し、宮総代などが玉ぐしを捧げました。神社に戻り、すべての神事を終えた後、世話役の上野自治会長 中井士郎さんは「準備は大変だったが、子どもから高齢者まで多世代が参加し、交流を深めるいい機会になった」と話しました。

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更新日:2024年10月23日